劇作家・映画監督の三浦大輔が、2006年に岸田國士戯曲賞を受賞した同名舞台作品を自ら映画化した『愛の渦』がヒットを続けている。 乱交パーティーという過激なテーマでR18指定であるにもかかわらず、一部上映館では連日立ち見が出るほどの大盛況だという。 そんな同作品が、「社会現象を巻き起こしつつある」と鼻息荒く語るのは、ハプバー歴8年という40代の男性、K氏だ。 「都内のハプバーでは、単独女性(1人で訪れる女性客)が増えているんです。私も今月だけで、すでに5人の女性とハプニングを楽しみましたよ。それもこれも、映画『愛の渦』のおかげです。女性同士で来ている客の場合、多くはただの面白半分。ハプニングはしないというケースがほとんどなんです。一方、単独女性はハプニングが発生しやすいので、運良く出くわすことができればラッキー極まりないんです。これまでハプバーの単独女性といえば、最初は男性に連れてこられ、そ