●初代「一太郎」、情報処理技術遺産の認定ソフトウェア第1号に パソコンではPC-9801が認定され、ソフトでは一太郎。 やはり、98(キューハチ)の時代が、日本のパソコン史の中で最も大きな位置を占めているといえる。現代のMS WORDに匹敵するほど、一太郎は圧倒的だった。 「一太郎」シリーズではざっくりしすぎているが、1本だけ選ぶなら初代「一太郎」の前バージョン「JX-WORD太郎」の方が、本当は相応しい。単なる商品名の都合で、2番目のバージョンが選ばれたと思われる。 当時を知る人なら、「JX-WORD太郎」が決定的なインパクトを与え、初代「一太郎」はその改良版にすぎなかったことは周知の事実。 MS-DOS上の日本語ワープロソフトとしては、「JWORD」。 パソコン用日本語ワープロソフトとして、初めて実用レベルに達した「松」。 他のソフトからも使える日本語FEPとしては2代目「一太郎」のA