去る2011年8月26日から28日までの3日間、東京ビッグサイトで「GOOD DESIGN EXP0 2011」が開催された。建築、住宅設備、クルマ、家電、家具、食器など、まさに生活を取り巻くあらゆるものを集結させたもの。日本に限らず、海外からの出展・出品も含め、約3000点にわたる商品が一堂に会して展示された。 ここはまた、毎年行われているGOOD DESIGN賞、通称Gマークの審査が行われる場でもある。展示されているものは、約50名の審査委員によって、一つひとつ吟味されるのだ。 これからの生活において何が適正であるかを考える 審査委員長を務める深澤直人氏は「グッドデザインエキスポは私たちのこれからの生活において何が適正であるか否かを問い、見極める場でもあります。そして製品開発やデザインに携わってきた人々や企業がこの難題に挑み、重ねて来た努力の成果を発表し合い、評価し合い、賞賛する場でも
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