新型コロナウイルスの感染が広がる中、大相撲の力士が接待を伴う飲食店に出入りした問題で、日本相撲協会は平幕の阿炎を3場所の出場停止と50%の減給5か月の懲戒処分としました。相撲協会は引退届を受理せず、阿炎は、懲戒処分を受けたうえで現役を続けることになりました。 相撲協会は、6日午後から東京 両国の国技館で開かれた定例の理事会で阿炎の処分について協議しました。 その結果、協会員が外出を自粛し、観客に対しても感染防止の協力を求めているなか、無自覚で軽薄な行為であることや聞き取り調査に対して阿炎が店に行った回数についてうそをつき、一緒に行った力士に口裏合わせを働きかけて、反省の情が見られないなどとして相撲協会は阿炎に対し3場所の出場停止と50%の減給5か月の懲戒処分としました。 阿炎は引退届を提出していましたが相撲協会はこれを受理せず、今後、相撲協会に迷惑をかける行為をした場合は、引退することなど