「太陽光発電と高効率冷却でPUE1.4に」，TISの大阪データセンターが本格稼働TISは2009年4月8日，太陽光発電による自然エネルギー利用や高効率冷却システムの採用など，環境に配慮した都市型データセンター「心斎橋gDC（ジーディーシー）」を5月1日から本格稼働すると発表した。大阪・心斎橋にある同センターは2008年末に一部で稼働し始めたが，このたびマシンルームの増床と省エネ設備の導入が完了したため全面開業する。 心斎橋gDCは東京3カ所と大阪1カ所に続く，同社の5カ所目のデータセンター。gDCという名称は，グリーン・データセンターというコンセプトから付けられた。グリーンITが叫ばれる中，環境に配慮した様々な取り組みを実施した。 例えば，ビル・オーナーの協力を得てソーラーパネルを屋上に設置し，自然エネルギーを積極的に導入した。発電能力は明らかにしていないが，「オフィスや廊下など共用部分の消費電力をまかなえるくらい」と，同社IT基盤サービス企画部の担当者は説明する。今
