バイトの合間に筑摩書房のPR誌『ちくま』12月号を読んでいたら、 島本和彦による岡田斗司夫『遺言』の書評が掲載されていて、 これがまたすごく面白かった。 この二人といえば『アオイホノオ』の最新刊(5巻)において、 あの「DAICON3」の前日談が掲載されるなど、 漫画という形でも島本先生が岡田先生を描いてました。 というわけで、今日は『遺言』と『アオイホノオ』という二人の著作を紹介しつつ、 「ヒーローになること」について考えてみたいと思います。 1.岡田斗司夫『遺言』 遺言 作者: 岡田斗司夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/10/23メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 223回この商品を含むブログ (49件) を見る 『遺言』において岡田斗司夫は自らの経歴、つまり ガイナックスや「オタク学」の確立、ダイエットを経て現在に至るまでの、 彼のたどってきた「オタクの歴史」