報道陣に公開された苫東厚真発電所1号機のタービン(右手前)とボイラー(後方)=北海道厚真町で、竹内幹撮影 北海道胆振(いぶり)地方を震源とする最大震度7を観測した地震で停止し、19日復旧した苫東厚真火力発電所(厚真町)の1号機(最大出力35万キロワット)について、北海道電力は20日、旧式のため通常設置されている地震の震動を感知する自動停止装置がなかったと明らかにした。自動停止装置のある2、4号機が地震発生直後に停止した後も約18分間稼働しており、結果的に、道内が全域停電(ブラックアウト)に至るまで時間を稼いだ可能性がある。 一方、北電は、10月中旬以降を予定していた2号機(同60万キロワット)の復旧を半月以上前倒しし、来週前半にも復旧するとの見通しを発表した。水圧試験で安全性を確認したため、20日に試運転を始めた。2号機復旧後は道内の供給力が451万キロワットとなる。4号機(同70万キロワ
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。 会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く