洗剤不要「エコたわし」本当にエコ? 微小プラの発生源に 専門家「衣類より多い」 2018/11/11 6:00 (2022/12/9 13:19 更新) [有料会員限定記事]
![「エコたわし」って本当にエコ? アクリル 微小プラに 専門家「衣類より発生量多い」|【西日本新聞】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7660bc31010c080759840b19bd9c9090be15a292/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nishinippon.co.jp%2Fuploads%2Fimage%2F64300%2Fsns_498c1eaffb.jpg)
2016年4月の熊本地震の本震から2年半を迎えた16日、熊本城大天守(熊本市)の復旧状況が報道陣に公開された。4階から最上部は、外観修復が終わって足場が撤去され、外から見えるようになった。 大天守は地下1階、地上6階建ての鉄筋コンクリート造りで高さ約30メートル。土台部分の石垣約3500個のうち約790個が地震で崩れたが、6割強の積み直し作業が終わった。年内にも完了する見通し。耐震性を高めるため、2種類の制振装置を交差させた「クロスダンパー」を設置した。熊本城総合事務所によると、1基はこの日不正が明らかになったKYB製だが、該当する装置ではないと確認したという。 外観の工事は、大天守が来年秋ごろまで、小天守も含めた天守閣は21年3月末までに終了予定。来年10月に天守閣前広場も含めた一部の有料区域の一般公開を始める。 =2018/10/17付 西日本新聞朝刊=
園によると、同日午後1時半ごろ、大観覧車レインボー(高さ105メートル)の油圧式モーターにオイルを送る高さ27メートルにあるゴムホースが破裂、オイル約500リットルが飛散した。強風で観覧車の回転速度が上がり、ホースに負荷がかかったとみている。 当時は開園中だったが、観覧車は運休していた。ただ、強風時に停止させると壊れやすいため、通常速度(1周約15分)で動かしていた。職員が観覧車の停止とオイルの飛散に気付いたものの、園外は確認しなかった。1日になって荒尾署に「家に油のようなものが付いている」などの通報が4件あった。付近の小売店で働く女性は「車のワイパーにべっとり付いていた。店の壁のほぼ全面に斑点模様があった」と話した。 熊本地方気象台によると、9月30日午後2時ごろ、園から約9キロの同県玉名市で観測史上最大の瞬間風速25・6メートルを記録した。 グリーンランドの別府正文支配人は「近隣にご迷
1日午前6時15分ごろ、佐賀県伊万里市南波多町の西九州自動車道でのり面が大規模に崩れ、土砂が路面を覆った。県警伊万里署によると、人や車が巻き込まれた情報は確認されていない。西九州道は南波多谷口インターチェンジ(IC)-伊万里東府招(ふまねき)IC間が全面通行止めとなり、復旧のめどは立っていない。 署によると、同区間を通行中の車の運転者から「通り過ぎた後にのり面が崩れた」と110番があった。国土交通省佐賀国道事務所によると、のり面は高さ約20メートル、幅約80メートルにわたって崩落、流出した土砂量は1万立方メートル程度とみられる。 同区間は地盤が弱い難工事区間とされ、3月末に開通。7月の豪雨でも別ののり面で幅約22メートルの崩落があった。9月30日に台風24号の影響で雨が降ったが、同事務所の観測で同28~30日の雨量は計約40ミリだった。 同事務所は大学教授らでつくる検討会の初会合を開き、崩
【動画付き】突然庭が陥没、地下水路崩れ 福岡市内に数千キロ、老朽化の不安解消を 2018/10/2 9:52 (2022/12/9 11:40 更新) [有料会員限定記事]
滝廉太郎作曲の「荒城の月」のモデルとして知られ、今年の「日本の城ランキング」で5位に選出された大分県竹田市の国史跡「岡城跡」で、石垣の基礎部分に施された白いコンクリートが「名城にはあまりに不自然」と不評を買っている。工事主体の市教育委員会は「風水害で崩落した岩盤補強のために必要だった」と説明するが、地元商店街などからは「もう少し景観に配慮してほしかった」と不満の声が上がっている。 市教委文化財課によると、補強したのは城中心部近くの門「西中仕切」の石垣を支える岩盤。高さ約15メートル、幅4~8メートルにわたり、白いコンクリートが打ち込まれている。2014年10月の台風19号により、岩盤が幅約9メートル、高さ約4・5メートルにわたって崩落。岩盤上の石垣に被害はなかったが、宙に浮いた状態で長期間放置すると崩落の危険性があるとして、専門家の意見を踏まえ補強することにした。文化庁からも事前に許可を得
火災を受けて九州大は7日夜、箱崎キャンパスで記者会見を開き、出火元の院生室を誰が使っていたのか、今春まで把握していなかったことを明らかにした。大学院法学研究院の江口厚仁副研究院長は「建物の管理がずさんになっていた」と謝罪した。 九大によると、院生室は大学院法学府の自治会が管理している。問題の部屋に出入りする人物の存在を九大が把握したのは今年5月。伊都キャンパスへの移転が迫る中、自治会から「引っ越しに協力してくれない人がいる」と相談があったという。 その人物は同大法学部を卒業後、1998年4月に大学院に進学した男性。2010年3月に博士課程を退学した後も継続して使っていたとみられる。自治会は「院生室の使用資格を持った研究員」と誤解していたという。 九大は8月上旬、日中は不在の男性に退去を求める要請書を掲示。男性から自治会を通じて「お盆明けに退去する」と意思表示があったが、室内の備品が撤去され
拡大 台風19号の接近に備え、トラックの荷台に載せられ避難するJR高知駅前に設置されている坂本龍馬像=11日夕 高知県は11日、台風19号の接近に備え、JR高知駅(高知市)前に設置している坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎の土佐勤王党3志士像を“避難”させた。 午後5時ごろから、発泡スチロールとウレタン製の1体約400キロの像(高さ約5・3メートル)をクレーンでつり上げ、それぞれトラックに載せ、高知市と南国市の倉庫などへ搬送した。 県の担当者は「強風による像の損傷や(壊れた場合の)二次被害の恐れがあり、風が強くなる前に早めに避難させることにした」と説明。龍馬像はそのまま“脱藩”し、18日から横浜市で開催される「全国龍馬ファンの集い」に参加する。
福岡県飯塚市の斉藤守史市長と田中秀哲副市長が平日昼に市庁舎を離れ、賭けマージャンを繰り返していたことが21日、分かった。西日本新聞の取材に対し、2人は「道義的責任はある」と認めた。賭け金は1日1万円程度という。副市長が第三者から市内の元店舗に出入りする画像を突きつけられて交渉を迫られ、飯塚署に相談していた。メンバーには来年4月に市施設の指定管理者となる事業者の社長も含まれていた。 店は普段は営業しておらず、2人が来るときだけ開いていた。2人によると、市長は2006年に就任して以降、副市長も数年前から訪れていたという。 市長と副市長は地方公務員法で規定される特別職で、勤務時間は決まっていない。斉藤市長は取材に対し「市長になってから行っていた。何回かは分からない。開庁中に(役所を)抜け出してマージャンをしていたのには道義的責任がある」と話した。田中副市長は平日午後の公務が入っていないとき、
2017年末での閉園が決まった北九州市八幡東区のスペースワールド=16年2月(本社ヘリから) 写真を見る 1990年4月22日、雨の中開園したスペースワールド=北九州市八幡東区 写真を見る 北九州市八幡東区東田地区にあるテーマパーク「スペースワールド」が、2017年12月末で閉園することが16日、西日本新聞の取材で分かった。経営難が理由とみられる。同園が同日午後にもホームページ上で発表する。新日本製鉄八幡製鉄所(現・新日鉄住金八幡製鉄所)の遊休地に1990年に開業し、九州を代表するテーマパークの一つだった同園は、営業開始から四半世紀超で幕を閉じることになる。 関係者によると、同園は15日に従業員らへの説明を終えた。 総面積24万平方メートルでヤフオクドーム(福岡市)3個分超の同園は約300億円を投じて、宇宙をテーマにしたレジャー施設として90年4月22日にオープン。宇宙体験学習施設や“
防衛省と自衛隊の情報基盤で、駐屯地や基地を相互に結ぶ高速・大容量の通信ネットワークがサイバー攻撃を受け、陸上自衛隊のシステムに侵入されていたことが27日、複数の同省関係者の話で分かった。防衛省が構築した堅固なシステムの不備を突く高度な手法と確認された。詳細な記録が残されておらず、被害の全容は判明していないが、陸自の内部情報が流出した可能性が高い。 複数の自衛隊高級幹部は「危機的で相当深刻な事態だ。早急に再発防止策を講じる必要がある」と強調。一方、情報セキュリティーを担当する防衛省の斎藤雅一審議官は「個別の案件には答えられない」とコメントした。 防衛省は外部接続を制限するなど防御を強化してきたが、今回はそれを上回る高度な手法から国家などが関与した組織的攻撃の疑いが強い。同省は深刻な事態と判断。9月ごろに確知し、直後にサイバー攻撃への警戒レベルを引き上げた。 関係者によると、攻撃を受けた
17日午後、福岡県糸島市で、帰宅中の小学生に、車に乗った男がガラス越しに手を振った。不審に思った小学生は逃げ出した。すると、男は車から降り、なぜか路上で腹筋を始めた。 福岡県警糸島署で調べているが、男は50歳~60歳ぐらい。帽子をかぶり、サングラスをかけていた。乗っていた車の色は白。 糸島署=092‐323‐0110 =2016/10/18 西日本新聞=
福岡県警早良署によると、8日午後、福岡市早良区内にある中学校で、男子中学生(14)が、男性教員(53)の足を蹴ったり、首を締めるなどの暴行を加えたため、別の教員が生徒を暴行容疑の現行犯で常人逮捕した。刑事訴訟法では、現行犯の場合は、警察職員ではない一般人でも、逮捕状なしで逮捕できるとされる。 =2016/07/08 西日本新聞=
長崎県警によると、14日午後5時20分ごろ、長崎市滑石3丁目の路上で、通行中の女子中学生らに原付きバイクに乗った男が接近。男は「風呂の入り方」などと書かれた紙を女子中学生に渡し「これ、みんなに渡しとって」などと行って走り去ったという。 県警で調べているが、男は60歳~70歳ぐらい。中肉。黒色の長袖ジャンパーに黒色の長ズボン。黒色スニーカー。 =2016/06/16 西日本新聞=
太宰府市は9日、市内の私立認可保育園を県とともに立ち入り調査し、時間外命令簿の不備などが確認されたとして運営を改善するよう口頭で指導したことを明らかにした。同園では昨年度、計30人の保育士が退職しており、市は「異常な事態。適切な運営に改善されたか、確認を継続していく」としている。 市によると、昨年12月に同園の保育士から「休みが取れない」「パワハラがある」などの訴えが市にあった。市は県と今年3月、園に立ち入り調査を実施。時間外命令簿の記入がずさんだったほか、研修旅費の未払いや運営規程の未整備などが確認された。 同園では昨年度、正規13人、臨時12人、派遣5人の保育士計30人が退職している。同園理事長兼園長の女性は市の調査に「(保育士らに)声を荒らげることはあった」と認めているという。退職時期はずれており、乳幼児1人あたりの保育士数を定めた基準を下回った時期はなく、現在は21人が勤務して
明治初期に熊本洋学校の教師として来日した米国人教育者リロイ・ランシング・ジェーンズ(1837~1909)が暮らした県指定重要文化財の「ジェーンズ邸」(熊本市中央区)が地震で全壊した。 「ジェーンズ邸」は1871年築の県内に現存する最古の西洋建築として知られ、1970年に現在地に復元された。特徴的な西洋風の薄緑色の柱などがばらばらに崩れ、辺りには瓦が散乱。邸内に展示されていた教師時代の教科書やノートなどが、がれきの下敷きになった。 近くに住む男性(93)は「崩れる音も全くしなかったので、朝起きて見て、びっくりした。デザインもしゃれていて、県外からの観光客も多かったのに」と残念がった。 =2016/04/17付 西日本新聞朝刊=
倒壊した学生アパート(奥)から発見された遺体をブルーシートで覆いながら運び出す警察官たち=16日午後3時半ごろ、熊本県南阿蘇村 写真を見る 16日未明の最大震度6強の「本震」に始まり、断続的に襲ってきた余震が、熊本、大分両県の大地を深く切り刻んだ。道路の寸断で孤立し、土石流で茶褐色と化した集落。雲が厚く垂れ込め、日没を待たずに降りだした大粒の雨が、自衛隊や警察、消防の救助隊の行く手を遮る。「必ず家族、友人の元へ戻る」。窮地を脱した被災者たちがいる一方で、刻々と犠牲者は増えた。避難所では食料や水などの物資不足という現実もあらわになってきた。 震度6強の激震が学生アパートを押しつぶした。熊本県南阿蘇村の河陽地区。近くにある東海大農学部の学生が多く住む「学生村」で、わずかな差が若者の生死を分けた。「突然どーんと突き上げられた後、何も分からず隙間に逃げ込んだ」。助かった若者は地面にへたり込み、や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く