廃炉作業が行われている東京電力福島第一原子力発電所で原子炉のある建物の扉を開けられる鍵が9000本以上もあるなど、不適切な管理が行われていたことがわかり、原子力規制庁は東京電力を厳重に注意しました。 鍵の管理状況をさらに調べたところ、1号機の別の扉に取り付けられた南京錠を開けられる鍵が9000本以上あることが分かり、規制庁は核物質を奪われないためのルールに違反しているとして、東京電力を厳重に注意しました。 紛失した鍵は、誤ってゴミと一緒に焼却されたと見られるほか、南京錠の鍵の大部分は原子炉建屋とは別の場所で保管されていて、いずれも使われた形跡はないということです。 一つの南京錠の鍵が9000本以上もあった理由について、東京電力は、確認中だとしています。 問題の鍵はすでに取り替えられていて、管理簿の整備などの改善も終えたということで、東京電力は「厳粛に受け止め核物質の防護を徹底していきたい」
東京電力福島第一原子力発電所3号機の使用済み燃料プールから取り出された最初の核燃料7体が、23日までに敷地内の保管用の施設に運ばれました。今後、核燃料を施設内のプールに収めると、1回目の取り出しの作業が完了します。 23日までに未使用の核燃料合わせて7体がキャスクと呼ばれる輸送用の容器に入れられ、およそ100メートル離れた「共用プール」と呼ばれる専用の施設に運ばれました。 メルトダウンを起こした原子炉がある建屋から、燃料プールの核燃料が運び出されたのは初めてです。 共用プールは冷却水で満たされていて、今後、核燃料をキャスクから取り出してプール内のラックに移すと、1回目の取り出しの作業が完了します。 今回の作業は、相次いだトラブルや作業員の被ばく対策などの影響で当初の計画より4年4か月も遅れていて、東京電力は、1回目の作業に問題がなかったか検証したうえで、ことし7月から2回目以降の作業を行い
この件に関してろくな解説記事がでない。 ざっと見た中では毎日の記事(WTO敗訴 安全性を立証しようとの日本政府の狙い裏目に)が比較するとましだった。NHKはひどかったな。 基本的な情報は以下のドキュメントにある通り。 https://www.wto.org/english/tratop_e/dispu_e/495abr_e.pdf 争点は8つほどあげられているが、主な点は以下のようにまとめられる。 1.韓国のとっている輸入禁止措置がSPS協定(SPS Agreement)に認められる範囲(妥当な水準の規制=ALOP)を超えているか否か 2.日本が提出している科学的証拠はSPS協定の例外措置をクリアするほどに頑健か否か ここで重要な条文はSPS協定の2.3、3.3及び5.7である。 要約して書くと 2.3 加盟国は検疫措置により、恣意的・不当に同一または同様の条件の元での加盟国間の取引を差別
2019年4月17日 正午 一部加筆修正 2018年RIETIコラムで韓国の福島産を中心としたわが国水産物輸入制限に関するWTOパネル報告(注1)について解説したが(川瀬 2018)、当該案件の上級委員会報告書(注2)が日本時間4月12日未明に公表された。ここ数日報道やネット上で発言が溢れかえり、日韓共に極めて本件に関心が高いことから、2018年の拙稿のフォローアップを兼ねて簡単に解説しておきたい。 それにしても本件の結果には筆者も驚かされた。これは日韓政府共に同様だろう。両政府閣僚は、パネルの判断が大きく変更されないとの予測のもと、まず菅官房長官が8日の記者会見では措置撤廃の期待感を示し(産経2019.4.8)、韓国の文成赫海洋水産部長官も着任前の公聴会で、「敗訴したとしても最長15カ月間の履行期間がある。この期間を最大限活用し、国民の安全と健康を最優先に、対策を講じる」とコメントしてい
帝国データバンクによると、「凍天(しみてん)」などの餅菓子で知られる福島県の「木乃幡」(南相馬市)が自己破産の準備に入りました。東日本大震災で工場が被災した上、原発事故の影響で風評被害を受けるなどし、業績が悪化していたとのこと。クラウドファンディングで新本店の再建資金を募るなどしていましたが、事業継続を断念しました。 Twitterには、「福島、南相馬の宝」「復活させたい」など、福島県在住者から惜しむ声が相次いで投稿されています。 木乃幡が販売していた「凍天」 1965年創業。ドーナツのような生地の中に凍餅が入っている主力商品の「凍天」などを販売し、2006年6月期には年売上高約3億8700万円を計上していたとのことです。 2011年3月に起きた東日本大震災で工場が被災し、製造が外注依存になった上、本店工場(南相馬市)が東京電力・福島第1原発事故による避難区域内であったこともあり、風評被害
原発事故による汚染水問題を理由に、韓国政府が福島など8つの県の水産物の輸入を禁止していることについて、WTO=世界貿易機関の上級委員会は、韓国側に是正を求めた第1審にあたる小委員会の判断を取り消すとした報告書を公表しました。日本の主張が退けられ、事実上、敗訴した形となります。 東京電力・福島第一原子力発電所の事故を受けて、韓国政府は、水産物への汚染が懸念されるとして、2013年から福島県など8つの県の水産物の輸入を禁止しています。 日本政府は規制は不当だとしてWTOに提訴し、1審にあたる小委員会では日本の訴えを認め、韓国側に是正を求める判断が示されましたが、韓国側が不服として上級委員会に上訴していました。 この判決にあたる報告書が11日、公表され、小委員会の判断には誤りがあるとして、これを取り消すとした判断が示されました。日本の主張は退けられて事実上、敗訴した形となります。 WTOの紛争処
まとめ 「メルトダウン」関連まとめリスト 私がお気に入りにさせていただいたものや、作成した「メルトダウン」関連のまとめリスト 全部ではありません。 7285 pv 208 1 user 75 Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado #文字とは読むものなり眺めるものにあらず このお幸せな人は、福島核災害当時、菅直人首相に提出された原子力委員会委員長近藤俊介メモを知らないのよね。 実は合衆国の推定も3000万人以上の難民化であった。 頭がとことん悪い。 twitter.com/n_c_power/stat… 2019-03-31 16:53:58 SUGI @n_c_power >箱根以東の東日本全域が無人の核の荒野となる最悪の事態は避けられました また、クソ風評を流している。何処から、こんな適当な表現が
全国のニュース 観光船引き揚げ 22日は中止…早ければ24日にも 北海道・知床沖で観光船が沈没した事故で、21日、引き揚げの準備作業が行われましたが、天候悪化のため、22日に予定されていた観光船の引き揚げは延期されました。 海底に沈んだ観光船「KAZU 1」の引き揚げの準備作業が21日に行われ、潜水士が、引き揚げの障害となる無線アンテナを取り外すなどの作業にあたりました。 しかし、風が強まったため、22日に予定されていた引き揚げは中止となりました。作業船は、網走港に戻り、早ければ、24日にも引き揚げが始まる見通しです。 また、第一管区海上保安本部によりますと、国後島の沿岸で新たに発見された1人の遺体について、「ソヤマ・アキラ」と書かれた運転免許証が付近で見つかったということです。沈没した観光船の甲板員・曽山聖さんが行方不明となっていて、関連を調べています。 北海道 2022.05.21 2
「風評払拭CM」見送り騒動から考える 「福島の今」を伝えるためのテレビCMが、一部の局から放送を拒否されている──。 復興庁が風評払拭を目的として制作したCMが、今年2月に全国で放送されました(http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-4/20190207092638.html)。 ところが報道によると、「全国には放送を見送った民放局もある」ということが明らかになりました。中でも富山県では、県内に3社ある民放全てがこのCMの放映を見送ることにしたといいます。 その結果、福島県を除いた全国では富山県だけが「その地方の民放局全てが流さない判断をした“空白地帯”」となり、民放地上波でこのCMが全く流されないという、異例ともいえる事態となっています。 放送しない理由として、「北日本放送は『まだ苦しんでいる人たちがいる中で、そ
2012年8月、福島第一原発事故の発災当時のTV会議動画が報道関係者だけに限定公開されました。 TV会議動画とは、東京電力本店、福島第一原発や第二原発など複数の箇所を動画システムでつなぎ、リアルタイムで会話ができるものです。 東京電力は、2011年3月11日から4月12日だけを公開しました。 各メディアが希望した箇所をピックアップして、web上で公開されています。 https://photo.tepco.co.jp/cat3/0501-j.html それぞれのメディアで記事になったり、ドキュメンタリーになったり、書籍になったりしていました。 しかし、それは一部のピックアップのみでした。 このTV会議動画には、様々な重要な情報が入っています。 東京電力が自ら全ての情報をwebに公開すべき、と私は要望していました。 そしてwebに書き起こしがあれば、記者だけでなく、事故発災時の情報を検証したい
昨日、Yahoo!ニュースを見ていましたら、とんでもないフェイク放射脳ニュースがトップに掲載されていて驚きました。これをピックアップするということはYahoo!ニュースに 放射脳トンデモがいる!! ということですが、フェイクニュースについていろいろ言われる昨今、こんなものをトップニュースにしていいのか。Yahoo!個人としてもフェイクを流し続ける人はオーサーとしてどうなのか、ということです。 3.11から8年 “トモダチ作戦”で被曝した米兵23人が癌に 米連邦地裁は米兵の訴訟を却下 ケイトさんは因果関係があると主張、2017年11月、弁護士が購読している裁判所ニュースサービスのインタビューで、こう訴えている。 「なぜ、若く、健康で、鍛えられた人々が癌になるの? 甲状腺の問題を抱えているの? 偶然だとは思えない。外的要因がなければ起こり得ないこと。彼らはみな福島で被曝するという同じ体験をして
東日本大震災当日、保育園や幼稚園が保護者に引き渡した園児が、その後の避難中、津波にのまれて亡くなった例が相次ぎました。岩手県大槌町の認可保育園「大槌保育園」もそうでした。八木沢弓美子園長(53)は、8年を経て初めて朝日新聞の取材に応じ、胸に秘めていた後悔と問いかけを口にしました。そのわけとは――。 ――震災前から、熱心に避難訓練をしていたと聞きます。 定期訓練とは別に、事前に職員にも知らせない抜き打ち訓練もしていました。一度はお昼寝中にいきなり始めました。 国の最低配置基準では保育士1人あたりでみる子どもの数は0歳児なら3人ですが、やってみると、1人で3人抱えるのは無理とわかった。そこで、給食の調理師や栄養士も含めてこの子をおんぶするのはこの職員、と担当を決めていました。 町が一次避難場所として指定していた空き地は雨風もしのげず、子どもの足で歩いて15分はかかった。自治会と相談して、高台の
東京電力福島第一原発事故による避難指示が解除され、昨年4月に地元で再開した福島県川俣町の小学校が3月末で休校する見通しとなった。在校する6年生5人は卒業するが、28日の期限までに入学希望者が現れなかった。原発周辺の5町村は昨春、14の小中学校を再開。児童・生徒数は新年度、119人と11・9%減る見込みで、今後、存続が危ぶまれる学校もある。 休校の見通しとなっているのは町立山木屋小。6年生5人は卒業後、同じ校舎で昨春再開した山木屋中には進学しない。同小は28日が過ぎても入学希望者がいれば学校の存続を検討するが、見通しは厳しい。 福島県では昨年4月、2017年春に避難指示が一部を除いて解除された浪江町、富岡町、飯舘村、川俣町山木屋地区と、16年6月に大部分で解除された葛尾(かつらお)村で、八つの小学校と六つの中学校が再開した。 町や村は、避難指示解除地域が復興するためには子どもを育てる世代が戻
事故から8年を前に公開された東京電力福島第1原発。構内を歩いていて事故炉をしのぐほどに目を引いたのが、汚染水を浄化処理した後の水を貯蔵した円筒形のタンク群だ。処理水の処分方法については結論が出るめどすら立っておらず、今後の廃炉に必要な作業スペースの確保に影響を与えかねない状況が続いている。一方、事故を免れながらも昨年6月に「廃炉検討」が表明された第2原発も訪問した。すでに各号機とも核燃料は取り出し済みで安定状態にあるが、安全管理に当たる作業員らのモチベーション維持に腐心している様子が感じ取れた。(福田涼太郎) 「5年、10年で」…廃炉作業への影響懸念 「1週間から10日(のペース)でタンク1つが埋まっていきます」 5日午後、福島第1原発の敷地南側の広い範囲を占めるタンク群の一角で、東電の広報担当者が説明した。容量1000~1200トン、高さ10メートルもある巨大なタンクが所狭しと並び、圧迫
「燃料デブリ」とみられる小石状の堆積物が見つかった福島第一原子力発電所2号機について、東京電力は14日、調査で撮影した動画を公開しました。堆積物の状態によって動かせないものもあることがわかり、東京電力は今後、取り出し方の具体的な検討を進めていくことにしています。 14日は、調査の様子を6分51秒にまとめた動画を公開し、装置が最大およそ8センチの茶色っぽい堆積物や複数の小石状のものをつかんで、3センチから5センチほど持ち上げていました。 その際、変形したり、崩れたりすることはなく、一定程度の硬さがあるとみられるということです。 一方、装置は2キロほどのものまで持ち上げられる設計ですが、平たい堆積物は動かすことができず、つかもうとした跡がつかないことから比較的硬い可能性があるということです。 このほか、原子炉のすぐ真下のプラットフォームと呼ばれる構造物の上にある堆積物を調査した動画では、同じよ
2019年1月8日に早野龍五氏が、「伊達市民の外部被ばく線量についての見解」(以下「見解」)を文部科学省の記者クラブに張り出し、また自身のツイートで紹介している。 本日1/8,文科省記者クラブに「伊達市⺠の外部被ばく線量に関する論⽂についての⾒解」を貼出いたしました.70年間の累積線量計算を1/3に評価していたという重大な誤りがあったことと,その原因,意図的ではなかったこと,今後の対応,伊達市の方々への陳謝などを記したものです→ pic.twitter.com/OuHJKXZmY2 — ryugo hayano (@hayano) 2019年1月8日 この「見解」には福島県立医科大学の宮崎真氏と東京大学名誉教授の早野龍五氏が、英国の学術誌であり、英国放射線防護協会 (Society for Radiological Protection) の 会誌でもある「 Journal of Radi
strv【二日西か36b】 @strv ロボット系ベンチャーで働いてるよ.すとらヴぁって読んでね.専門はロボット(博士).最近は鉄道模型に復帰.回路は趣味.鉄道とかコスプレ撮ったり.王国民.HA10mini設計した人 サブ垢@mlkwy BOOTH strv.booth.pm 干し芋 bit.ly/41GOZHs strv.jp strv C99二金東5テ34b @strv うちのロボットは実際に原発事故後に投入されてある程度成果を出してるのに、展示会とかに出展すると「こんなんだめでしょwwwだから大学のはなんにも使われなかったんだよwww」とか言われる。まぁ製品としてみたときの完成度はたしかに低いと思うけどね。それでも実際に投入されたのは事実。 2019-02-09 11:27:59 strv C99二金東5テ34b @strv 大学は製品を作る場所ではないんだから製品としての完成度は低
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