ドイツ東部エーゲルンの風力発電所に並ぶ風力タービン(2011年6月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/JENS WOLF 【10月13日 AFP】ドイツの今年1月から9月までの風力発電量が、昨年1年間の量を上回った。風力発電施設の増加や、発電に望ましい天候だったことなどが要因という。業界団体が発表した。 ドイツエネルギー・水道事業連合会(BDEW)とバーデン・ビュルテンベルク太陽エネルギー・水素研究センター(ZSW)によると、今年の9月までの陸上と洋上を合わせた風力発電総量は590億キロワット時で、2014年1年間の574億キロワット時を上回った。 国の総発電量に占める割合でみると、昨年1年間の風力発電が8.9%のシェアだったのに対し、今年は1月から7月の期間で12.9%まで増加した。期間中のほぼすべての月が、前年同月を上回ったという。 ドイツは2011年、原子力発電を2022年までに全廃