イタリア人男性学生の遺体が安置されている施設に到着したイタリアのマウリツィオ・マッサリ駐エジプト大使(2016年2月4日撮影)。(c)AFP/MOHAMED EL-SHAHED 【2月5日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)で3日、先週から行方が分からなくなっていたイタリア人学生が拷問を受けたとみられる遺体で発見された。エジプト当局が4日明らかにした。イタリア政府は殺害犯の速やかな逮捕を強硬に要求している。 英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)の博士課程に在籍するジュリオ・レジェーニ(Giulio Regeni)さん(28)は、エジプトの労働組合をテーマにした博士論文執筆のためカイロに滞在中だったが、先月25日に自宅を出て地下鉄で市中心部にある友人の家に向かった後、行方不明になっていた。 検察によるとレジェーニさんは3日、カイロ郊外の道路沿いの側溝で
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