【ノースカロライナ州ローリー】ジェニファーとキース・ギブス夫妻は、医療保険制度改革法「アフォーダブル・ケア・アクト(ACA)」、通称オバマケアによって保険料が値上がりし、自己負担分が増加したことから逃れられず苦しんでいる。 一方、クレアとアレン・シクリスト夫妻は、自分たちと幼い娘にとって、家計を破壊することなく、人生が変わるほどの医療が受けられたのはこの制度のおかげだと言う。 この2つの家族は、30マイル(約48km)離れたところに住んでいて、お互いに面識はない。しかしこの2つの物語は、2010年の医療保険制度改革が、どのように「勝者」と「敗者」の両方を創り出したかを教えてくれる。そして共和党が提出したオバマケア撤廃法案が、この2つの家族にどのように関わってくるのかを示している。