社民党が26日、同党常任幹事の伊是名夏子氏が来宮駅を訪れた際に生じた一連の問題に関し、服部良一幹事長名で声明を発表した。事実経過を説明した上でJRの対応を批判し、伊是名氏への謝罪を求める内容。しかし、当サイトがJR東日本への取材で得た事案に関する説明で、社民党の声明は根拠を失い、ほぼ無力化されていると言っていい。 ■序文+5章 サブタイトルに「乗車拒否問題」 声明は「障がい者の移動の権利を守るために」というメインタイトルに、「伊是名夏子常任幹事のJR乗車拒否問題についての見解」というサブタイトル。本文は、序文と5章で構成されている。 序:はじめに 1章:事実経過について 2章:「障害基本法」が規定する「合理的配慮」が十分だったか 3章:公共交通の役割とは何かー移動の権利を確立しよう! 4章:個人への人格攻撃は許しません! 5章:将来への対応が必要です この中で最も問題になるのが2章。JR東