(CNN) 米国の非営利団体「国家安全保障公文書館」は12日までに、米東南部ノースカロライナ州のゴールズボロー市近くの上空で1961年1月24日夜、飛行中の米空軍のB-52型爆撃機で故障が発生し、搭載していた核爆弾2個が誤って地上に落下する事故が発生していたと明らかにした。 しかし、安全装置が作動し、惨事の発生を防いだという。仮に爆発していた場合、広島や長崎への原爆投下以上の被害が生じていた恐れがあったという。 同公文書館の今回の報告は機密扱いが解除された文書に基づく。当時のマクナマラ国防長官はこの事故について「間一髪で核爆発が回避された」と緊急事態を振り返った。 機密文書によると、問題のB-52型機の1機は同州上空を飛行中、右主翼に異変が発生。その後、機体が「分解」する状態に陥り、核爆弾2個が機内から落ちたという。2個のうちパラシュート機能が作動したのは1個だけとしている。 核爆弾の落下
Mayak 核施設(ソ連)が引き起こしたテチャ川放射能汚染事故による健康被害と、人体内の Sr-90 を検出するために開発された測定技術について。 自分の過去ツイートからメモ的に集めました。
【動画】チェルノブイリルポ「石棺」内にあるチェルノブイリ原発4号機の制御室。左奥上の丸い部分は制御棒の位置を示すパネルの跡。モニターのガラスなどが割れたままになっている=20日、ウクライナ、山本壮一郎撮影チェルノブイリの地図 史上最悪の原発事故を起こした、ウクライナのチェルノブイリ原発4号機の内部に20日、朝日新聞記者が入った。事故から27年がたった今も廃炉作業は見通しがたたず、内部は手つかずのままだ。爆発で壊れた建屋をコンクリートで覆った「石棺」は傷みが激しく、放射能汚染が広がる危険にさらされている。 石棺内部にある4号機の制御室。手持ちの放射線測定器は毎時7マイクロシーベルトを指す。1990年に別の朝日新聞記者が入った時は30マイクロ。4分の1に減った。だが、分厚いコンクリート壁を隔てた先に、爆発事故を起こした原子炉に溶けた燃料がそのまま残る。近づけば即死するほど放射線量が高く、簡
しばしば、原発からの距離と小児白血病との相関があるとされたイギリスやドイツの調査結果(geo gap study)が、いろんな話のマクラとして引用されます。 しかし、他に200以上の場所ではそうした相関を示していないこと、イギリスやドイツの調査結果では放射線との関連は見いだせれていないこと、他の小児白血病の因子との関連が十分考慮されていないこと、などはあまり顧みられていないようです。 元からあるまれな病気の比率が少し上がるか上がらないかが問題になっている場合、その原因解明は科学や政治の問題ではあっても、公衆への健康への影響が大きいわけではありません。検診で発症者を見つけて治療する体制を作って維持していく以上の答えはないかと思います。
(CNN) 放射性物質を含有した液体流出が先に発覚した核廃棄物貯蔵施設がある米ワシントン州のジェイ・インスリー知事は22日、同施設にある6基のタンクから放射性廃棄物が漏出していることが新たに判明したと述べた。 短文投稿サイト「ツイッター」で明らかにしたもので、ワシントンで会談した米エネルギー省のスティーブン・チュー長官から知らされたとしている。健康被害を直ちにもたらすものではないとも強調した。 その上で、放射性物質を含む液体や汚泥を収容する、同様の工法で造られたタンク全ての安全性に深刻な疑問が生まれたとの懸念を表明した。問題のタンクは単殻の構造だという。 長官は1週間前、知事に連絡し、同州南東部ハンフォードにある核廃棄物貯蔵施設の1カ所のタンクで放射性物質を含んだ液体が年間150~300ガロン(約570~1140リットル)の水準で流出していることを明らかにしていた。 タンクは1940年代に
【カイロ時事】2004年11月にパリ近郊で死去したアラファト・パレスチナ自治政府議長(当時)は、毒性の強い放射性物質ポロニウムを盛られて暗殺された可能性が高い―。中東の衛星テレビ局アルジャジーラは3日、スイス・ローザンヌの放射線物理学研究所による鑑定で、こうした結果が出たと報じた。 アルジャジーラは、スーハ夫人からアラファト氏が使っていた衣服や歯ブラシ、カフィーヤ(チェッカー模様のスカーフ)の提供を受け、同研究所に調査を依頼した。アラファト氏の血液や唾液、汗などが付着した所持品から高い水準のポロニウム210が検出され、死亡時に相当量のポロニウムが体内に存在していたことを示したという。
【アンマン=石黒穣】国際原子力機関(IAEA)は25日、イランの核開発に関する最新報告書を理事国に配布した。 報告書は、イラン中部コム近郊フォルドゥの地下施設で、イランが申告している濃縮度20%を大幅に超える27%のウランが検出されたことを明らかにしている。 2月15日に採取した環境サンプルの分析で判明したという。イラン側は、遠心分離器の調整中にたまたま濃縮度が高くなったもので、意図して生産したのではないと説明している。IAEAは原因の究明を続ける方針だ。 濃縮度27%という数値については、米専門家などの間でも技術的な誤差の範囲との見方がある。だが、濃縮度を20%から核兵器製造可能な90%台に高めるには通常2回の再濃縮が必要なのに対し、27%からであれば、1回の再濃縮で90%に届く。イランの施設ですでに濃縮度27%が達成出来るとすれば、それ自体が新たな懸念材料となる。
印刷 関連トピックス原子力発電所臓器移植 チェルノブイリの原発事故から20年以上たっても、周辺住民に放射性セシウムによる内部被曝(ひばく)が続いていると、ロシアの小児がん専門家が18日、千葉市で開かれたシンポジウムで報告した。また、子どもの免疫細胞も減少している可能性があることも明らかにした。 報告したのはロシア連邦立小児血液・腫瘍(しゅよう)・免疫研究センターのルミャンツェフ・センター長。2009〜10年にベラルーシに住む約550人の子どもの体内の放射性セシウムを調べると、平均で約4500ベクレル、約2割で7千ベクレル以上の内部被曝があったという。 03年にベラルーシで亡くなった成人と子どもの分析では、脳や心筋、腎臓、肝臓など調べた8臓器すべてからセシウムが検出された。どの臓器でも子どもの方が濃度が高く、甲状腺からは1キロ当たり1200ベクレル検出された。 関連リンク「子の健康管理
欧州の放射性ヨウ素 発生源で報告 11月18日 4時0分 IAEA=国際原子力機関は先月から今月にかけてヨーロッパやロシアでごく微量の放射性ヨウ素が観測されたことについて、ハンガリーの原子力規制当局から首都ブダペストにある企業が発生源である可能性が高いとの報告を受けたことを明らかにしました。 この問題は、先月下旬から今月にかけてチェコやオーストリアそれにロシアで大気中からごく微量の放射性物質ヨウ素131が観測されたもので、IAEAや関係国の当局が発生源の特定を進めていました。これについてIAEAは17日、声明を発表し、ハンガリーの原子力規制当局からブダペストの民間企業でことし9月8日から今月16日までの間病気の治療などに使われる医療用のヨウ素131が大気中に放出されていたとして、各地で観測されたヨウ素131の発生源である可能性が高いとの報告を受けたことを明らかにしました。一方、ハンガリー政
欧州各地で放射性ヨウ素検出=健康に影響なし−IAEA 欧州各地で放射性ヨウ素検出=健康に影響なし−IAEA 【ベルリン時事】欧州各地で低濃度の放射性ヨウ素131が検出されていることが11日明らかになった。国際原子力機関(IAEA)が同日、各地からの報告として発表した。人の健康に影響を及ぼすレベルではないという。 IAEAは東京電力福島第1原発の事故の影響ではないとみており、関係機関と原因を調べている。放射性ヨウ素131は半減期が8日と短い。(2011/11/12-00:07)
柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa 到着早々だが、夜、チェルノブイリ事故当時のソ連邦ウクライナ共和国保健相だったロマネンコ・放射線医学センター元所長、非常事態省副大臣だったプリステル氏、甲状腺医学の権威である内分泌研究所のトロニコ所長らとのヒアリング兼夕食会。 http://t.co/LpQ2puCD 2011-10-12 12:14:47 柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa プリステル氏、汚染地域の除染に関して、立入禁止区域(30km圏内)に汚染物の「埋葬」をした。区域内に540ヵ所の「埋葬所」、居住村落の周辺でも。緊急だったので基本的に素掘りの土中埋却に。周辺の水は相応の濃度の汚染がある。しかし井戸の深さではプリピャチでも水質に問題なしと。 2011-10-12 12:22:44 柿沢未途 衆議
9月4日、イラン国営通信(IRNA)は、南部ブシェールにある同国初の原子力発電所が稼働を開始したと報じた。写真は同発電所。昨年10月撮影(2011年 ロイター/IRNA) [テヘラン 4日 ロイター] イラン国営通信(IRNA)は4日、南部ブシェールにある同国初の原子力発電所が稼働を開始したと報じた。西側諸国が核兵器への転用の可能性を懸念する中、当初の予定より大きく遅れてのスタートとなった。 IRNAは「原子力庁は、ブシェール原発が3日午後11時29分(日本時間4日午前3時59分)、約60メガワットで全国に送電を始めたと発表した」と伝えた。 同庁の報道官が国営テレビに話したところでは、発電能力1000メガワットのブシェール原発は、出力を40%に引き上げる今月12日に正式稼働になるという。 原発が実用化されるのは中東の湾岸諸国でこれが初めてで、イランは化石燃料への依存低減と完全に平和的な原子
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