世田谷区弦巻の住宅街で高い放射線量が測定され、付近の歩道の立ち入りを規制する囲いが設置されていた。歩道をさけて現場付近を通行する親子=10月13日午後、東京都世田谷区弦巻(矢島康弘撮影) 東京都世田谷区弦巻の区道で局地的に高い放射線量が検出された問題で、保坂展人区長は13日夜、区役所で記者会見し、区道に隣接する住宅の床下にあった瓶の付近で高い線量が検出されたと明らかにした。区は、状況などから原発事故との関連は薄いとの見解を示した。瓶の内部の物質などを調べている。 現場は住宅街にある区道の歩道部分で、近くの区立松丘小学校の通学路。住民からの情報で区が4日に測定を始めた。13日の専門業者による測定で、高さ1メートル地点で毎時3・35マイクロシーベルトが検出された。 一方、千葉県船橋市では、市内の「ふなばしアンデルセン公園」で毎時5・82マイクロシーベルトの場所があるとの通報が住民からあり、市の