カリフォルニア州レイクタホ発--プライバシーを懸念する人々にとっては、Googleの最高経営責任者(CEO)のEric Schmidt氏によって、心配の種がまたいくつか増えたことになる。 Schmidt氏は米国時間8月4日、当地で開催のカンファレンスで、人工知能を使用すれば、コンピュータはインターネット上の任意の人物の写真を14枚撮影し、かなりの可能性でその人物を特定することが可能だと述べた。同じように、ロケーションベースサービスで収集したデータを使用すれば、誰かの居場所が分かるだけでなく、その人が次に向かう場所をかなり正確に予測できるという。 「非常に興味深いことだ。これはいい考えだろうか。それともよからぬ考えだろうか。もちろんテクノロジそのものはよくも悪くもない。ただ、社会の側は基本的に準備ができていない」(Schmidt氏) Schmidt氏がこのようにコメントしたのは、テクノロジが