ワシントン(CNN) 世界の人口が2011年には70億人に達するとの予測を、人口問題に詳しい米NPOポピュレーション・レファレンス・ビューロー(PRB)が12日、報告した。アフリカなどの発展途上国、移民が多い米国やカナダで、人口が増加すると見ている。 PRBによると、全世界の若者12億人のうち、90%がアフリカやアジアの発展途上国に住んでいると指摘。今後、教育や雇用の機会を求めて都市部に移動し、適切な医療を受けることが可能になると見ている。 特に、発展途上国では女性1人の生涯出産数は6─7人で、米国の2人やカナダの1.5人を大きく上回っている。 PRBは、人口の増加予測をアフリカのウガンダとカナダで比較。現在の人口はウガンダが3400万人、カナダが3100万人と大きな差はないが、2050年にはカナダの人口4200万人に対し、ウガンダは9600万人に達するとしている。 また、2050年時点で