米ニューヨークのウォール街近くで始まり、世界各地に広がりを見せている反格差社会デモが15日、東京・日比谷公園周辺などで行われた。「オキュパイ・トウキョウ(東京を占拠せよ)」の呼びかけに、数百人が集まり、反格差社会などを訴えた。 デモは「オキュパイ・トウキョウ」と称する団体などが主催で、東京都内では日比谷公園と六本木周辺の2カ所で行われた。 日比谷公園には、100人以上が集まり、「労働と消費だけが人生の全てじゃないぞ」などとプラカードを掲げ、休日のオフィス街などを練り歩いた。テーマは「反格差社会」だけに限定されておらず、「原発反対」などと訴えるなど、参加者らがバラバラのテーマを訴えた。 六本木でも、100人近くが公園で集会を開き、「金持ちに課税を!」「貧困・格差にNO!」などと声を上げた。混乱を避けるために警察官が周辺警備に当たり、周囲には緊張した空気も漂った。 日比谷公園でのデモの主催者グ