明日の全線開業を前にN700系、800系の新幹線車両が並んだ=11日午前10時5分、熊本市富合町の熊本総合車両所、朝日新聞社ヘリから、森下東樹撮影熊本総合車両所に並ぶN700系と800系の新幹線車両=11日午前9時43分、熊本市、山本壮一郎撮影 九州新幹線・鹿児島ルートの全線開通を翌日に控えた11日、熊本市富合町のJR九州熊本総合車両所で、出発を待つN700系と800系の車両が報道陣に公開された。一部の車両は出発式に備えて同日夜、熊本駅や博多駅に向かう。 車両をとめておく「留置線」には計14編成が横一線にずらり。このうち、鹿児島中央―新大阪を3時間45分で結ぶ最速の「みずほ」にも使われるN700系の2編成はJR西日本の車両。「開業前だからできた最初で最後の配置」(JR九州広報)とあって、貴重な場面を記録しようと金網越しにカメラを向ける鉄道ファンもいた。 JR九州の名原幹雄新幹線部長は