アナログのノギスって目盛りが2つあるけれども、どうやって読むのかわからない。読み方はわかるけれども、なんでその読み方で測定結果がわかるのかがよくわからない。 このような疑問・悩みを持った人へ、お答えしていきます。 ノギスは部品の寸法を手軽に測定するのに便利な測定器具です。 最近はデジタルノギスが普及しており、ノギスの目盛りを読むのが簡単になりましたが、アナログノギスも未だ多くの人が使っているのを目にします。 ただアナログノギスを利用するには、主尺とバーニア(目盛り)の読み方を理解する必要があります。 目盛りの読み方は覚えてしまえば、割と簡単ではあるのですが、なぜこの読み方で測定ができるのかという「原理」まで知っている人は少ないのではないか、と思います。 そこで今回は、アナログノギスのバーニアの読み方と、その原理についてお話ししていきます。 アナログノギスの目盛りの読み方 アナログノギスの目