日本気象協会は2024年2月21日に「2024年春の花粉飛散予測(第4報)」を発表しました。これからの花粉症対策の参考にしてください。 ■2024年シーズンの花粉飛散傾向 例年比 2024年春のスギ・ヒノキ、北海道はシラカバ花粉の飛散量は、例年(過去10年の平均)に比べると、九州から東北のほとんどの地域で、例年並みか例年よりやや多いでしょう。北海道は非常に多い見込みです。 前シーズン比 前シーズン(2023年)と比べると、九州から東北南部の多くの地域で前シーズンより少ないでしょう。 東北北部と北海道は、非常に多くなる見込みです。 ■飛散量の予測根拠 前年(2023年)夏の気象条件 花粉の飛散量は、前年夏の気象条件が大きく影響します。気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は、花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなる傾向があります。 2023年6月前半は梅雨前線や台風および気圧の谷の影響を