草食系男子やちょいワルおやじにも「sabae(サバエ)」ブランドの浸透を――。福井県鯖江市は特産品の眼鏡をPRするため、コンペ方式で男性向け眼鏡を開発する。恋愛に淡泊な若者向けの「草食男子メガネ」、おしゃれな人を狙った「セクシーサングラス」などが審査テーマで、来年2月頃に商品化する。 地域活性化を狙った市の「『めがねのまち鯖江』元気再生事業」の一環。市内の眼鏡会社に募集したデザインを22日に審査し、10点程度を選定する。選ばれた作品は「sabae」のロゴマークを刻印して販売する。 コンペは「M1(20〜34歳)」「M2(35〜49歳)」と呼ばれる世代向けに、計5部門を設けた。審査テーマはM1向け眼鏡部門が「草食男子」と「デキルオトコメガネ」。M2向けサングラス部門は、「セクシーサングラス」「若作りサングラス」とした。ファッション誌の編集長ら5人が審査員となる。市商工政策課は「優れたデザイン