千葉電波大学の研究グループは、クラゲから透明色素を抽出することに成功した、と発表した。この色素をさまざまな素材に混合することによって、一層透過性の高い物質を作ることが可能になる。 今回色素抽出に成功したのは、千葉電波大学の近藤教授らの研究グループ。エチゼンクラゲ200匹から約0.1グラムの透明色素「T-800」を抽出した。T-800には、光の屈折を自然に補正するはたらきが見られるため、どのような角度から見ても、反射が起こらず、ほぼ完全な透明を再現できるという。 同研究グループでは、受付窓口のガラスや、全く目に見えないビー玉作りなどへの応用が期待できるとしている。 【お詫び】 2006年7月31日付、科学欄で掲載いたしました記事「クラゲから色素抽出 透過率99%以上」において、本記事が日本経済新聞の報道により現実化してしまったことをお詫び申し上げます。 今年9月にお伝えしました「リスモくんさ
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