不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、僕のなかで熱い人は誰かと問われれば、間違いなく白洲正子さんをあげたいと思います。 白洲さんの魅力は、なんといってもモノを見出す眼力でしょうか。すでに亡くなられていますが、京都を中心に西国を歩きまわってみつけた物事を記したその本の魅力はいまだからこそ、より輝くのではないかと思います。 天才と呼ばれた青山二郎や小林秀雄にかわいがられた白洲さんのの本は以前に『お能・老木の花』を紹介しましたが、今日は白洲さんの代表作の1つでもある『かくれ里』と、白洲さんが綴った京都に関する文章を引用しながら京都と白洲さんの魅力をまとめた『白洲正子と歩く京都』という2冊の本を紹介したいと思います。 『かくれ里』は『明恵上人』や『西国巡礼』など、京都を中心に西国を巡礼・取材してまわるのがライフワ
『京都の意匠―伝統のインテリア・デザイン』と『京都の意匠Ⅱ―街と建築の和風デザイン』を読みました。 ここに収められたものは、京都に生まれ育った私の、50年余りにわたる「眼」の記憶である。 京都の街を遊行していて、印象にのこったさまざまな意匠を拾い集めたものである。 と語る京都在住の吉岡幸雄さんが「建築空間を写して今や第一人者と信じる写真家、喜多章氏と5年間にわたって京の街を行脚し、カメラに納めてもらったこの写真」とともに、京都の意匠を自身の体験などを交えて紹介する素敵な本です。 そのサブタイトルどおり『京都の意匠―伝統のインテリア・デザイン』では玄関・窓・引手・釘隠し・欄間などの住宅建築の室内の意匠を中心に、『京都の意匠Ⅱ―街と建築の和風デザイン』では門・塀・垣・屋根・看板・暖簾・路地などの外部空間に面した意匠を中心に扱っています。 古い町屋や文人宅、寺社建築などの意匠を紹介した写真や文章
7/17-------------- 源氏物語千年紀の講座案内をイベント情報にアップしました 7/4--------------- 歴史講座へのご参加ありがとうございました。 上京探索マップが上京区のホームページからダウンロードできるようになりました。 5/12-------------- イベント情報を更新しました 8/30-------------- コラムのページに新しいコラムを追加しました。 8/9--------------- コラムのページに新しいコラムを追加しました。 上京を知る図書館>コラム よりご覧いただけます。 8/2--------------- イベント情報を更新しました。 8/2--------------- 8月12日(土) 時間未定 〜 14日(月)時間未定 夕方(?)の期間で、 停電及びネットワーク更新のためサーバー停止いたします。 ご不便お掛けいたしますが
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 この本を見つけたのは偶然でした。 たまたま、その日は出かけた際に電車のなかで読む本をもっていなかったのでした。 そして、移動中、本を読むのを我慢するのはいやだったのです。 そして、品川駅構内の本屋で見つけたのがこの一冊。 あまり期待していなかったんですが、読んでみるととても参考になりました。 ずっと疑問に思っていた、 日本人はなぜ家にあがるとき、靴を脱ぐのか? に対する答えが見つかった気がしたからです。 太陽祭祀と日本の庭まず、この本は、平安期の天皇の日常のすまいであった清涼殿の東庭からはじまります。 清涼殿の庭は東を向いているといいます。 一方で、公式行事が行われる紫宸殿の庭は中国の「天子南面する」の原則を受けて南に庭がある。 清涼殿の庭が東面しているかという理由は、そこ
今年2度目の京都。 5月、初夏の京都は人生で2度目。1度目は中学校の修学旅行でした。 ちょうど今はそんなシーズンで駅や有名なお寺などには修学旅行生がいっぱい。 そしてここ銀閣寺も修学旅行生がいっぱいでした。 銀閣寺は十数年前の修学旅行の自由行動で行く予定だった場所。でも計画どおり回りきれなくて哲学の道まで行ったのに、結局時間がなくて行けなかったので今回はリベンジ。 銀閣寺、お寺自体はとても質素ですが、庭園の向月台や銀沙灘に目を奪われます。昼間の光でも太陽の光を反射してところどころキラキラと光っていますが、これらが「月の光を反射して銀閣を照らす」というからとても素敵です。 そして庭園を進んで山の上へと登って行くと、青々とした紅葉(もみじ)の葉がまず目に飛び込んできます。3月に来た時にも感じたことですが、京都には季節を楽しむための贅沢というのがいたるところで見つかります。3月は早くて今年は観ら
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