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相対性理論に関するgitanezのブックマーク (5)

  • 僕たちはいったい何を見ているのか?: DESIGN IT! w/LOVE

    昨日の「僕たちに自由意志はあるのか?」での自由意志に関する話だけでなく、現代の脳科学に明らかにする様々な事実は、僕らが普段信じている世界を一変させるインパクトをもったものが少なくありません。 またもや池谷裕二さんの『進化しすぎた脳』からの引用になりますが、こんな記述。 網膜から挙がってくる情報が視床にとって20%だけ、そして、視床から上がってくる情報は大脳皮質にとっての15%だけ。だとしたら最終的に、大脳皮質の第一次視覚野が網膜から受け取っている情報は、掛け算すればよいわけだから、20%×15%で、なんと全体の3%しか、外部の世界の情報が入ってこないことになる。残りの97%は脳の内部情報なんだよね。 これ、すごいですよね。3%ですよ、3%。たったの3%しか脳は目からの情報を受け取っていない。 一体、じゃあ、何を見てるのかという話ですよね。 残りの97%が脳の内部情報だとしたら、普段見ている

  • 心は量子で語れるか―21世紀物理の進むべき道をさぐる/ロジャー・ペンローズ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 そういえば、この書評を書くのを忘れてました。 続けて3冊読んだペンローズ関連のの3冊目(これの他には『ペンローズの<量子脳>理論―心と意識の科学的基礎をもとめて』と『ペンローズのねじれた四次元―時空をつくるツイスターの不思議』)。 3冊読んだ中では、ペンローズ自身によって書かれた文章が中心のこのが一番ペンローズの考えていることがわかりやすかったです(当たり前か?)。 The Large,The Small and The Human Mindこのの原題は"The Large,The Small and The Human Mind"。その名のとおり、このは、宇宙スケールのマクロの世界を扱う第1章、量子スケールのミクロの世界を扱う第2章、そして、スケール的にはその

  • ペンローズのねじれた四次元―時空をつくるツイスターの不思議/竹内薫:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先日、紹介した『ペンローズの<量子脳>理論』に続いて、もう1冊、ペンローズ関係の書籍のご紹介。前掲書にもわかりやすい解説を書いていた竹内薫さんの『ペンローズのねじれた四次元―時空をつくるツイスターの不思議』です。 内容は?扱っているのは、特殊相対性理論における「ローレンツ収縮」ってほんとに物が縮んで見えるんだっけ?だとか、一般相対性理論の世界におけるブラックホールにはすべての物理量が無限大の大きさと化す特異点が存在するってほんと?だとか、量子力学の観測問題、観測すると収縮が起きるのはなんで?だとか、現代物理学の最大の課題とされる重量理論と量子理論の統合がスピノールというモデルを使うとなんとかなりそうってほんと?だとかいう現代物理学好きの人ならいずれも興味を持ちそうな話で、そ

  • このヒトを見よ 01:1.0と2.0: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 このヒトを見よ。 ヒトとは何か? 人はヒトの何を知っているのか? ニーチェの『この人を見よ』(Ecce Homo, 1888)から拝借した、このテーマはしばらく続きそうなので、最初からシーケンシャルナンバー付で書くことにします。 とはいえ、結論となるものは見えていないので、書き連ねていくうちにGOALが見えてくれば幸い。 うしろが見えているか?今日、名古屋駅のエスカレータで「ちょっとどうなの?」と思うシーンに出くわしました。 僕は仕事の関係で急いで移動しなくてはいけない状況でした。 ところが、なにやらチンタラと緩慢な動きでエスカレータの前をふさいでいる集団がいて、なかなかエスカレータに乗れませんでした。 何をやっているのかと苛立ちながら見てみると、2人1組の片方が目隠しをし

  • エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する/ブライアン・グリーン: DESIGN IT! w/LOVE

    この両理論の統一をはかり、アインシュタインも夢見た物理学の統一理論を完成しようという試みのなかで生まれたのが、書で扱われる超ひも理論(あるいはM理論)です。 とはいえ、直感的なニュートン物理学の世界に慣れ親しんだ普通の人の視点からすれば、時間も空間も相対的であるとする特殊相対性理論も、重力によって時空間がゆがむことを示した重力場の理論である一般相対性理論も、ファインマンが経路総和アプローチとして示した量子は無限の道筋を同時にたどれるという量子の確率論的性質(量子の位置は特定できず、その確率のみ明示できる)といった眩暈がしそうな量子力学の世界も、それだけで直感的には理解しがたいものです。 その上、さらに11次元の世界なんてものが登場する超ひも理論/M理論の世界は、難解すぎてわからないんじゃないかとたじろぐ人も多いのではないかと思います。 ただ、この『エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解

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