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自由に関するgitanezのブックマーク (7)

  • 無縁・公界・楽 日本中世の自由と平和/網野善彦: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 江戸時代、女性には離縁権がなかったといいます。離縁は夫が三行半の離縁状を書いてはじめて成立したそうです。ただ、女性のほうにまったく手がないかといえば、そうではなかった。その方法というのが縁切寺=駆込寺に駆け込むことでした。が縁切寺に駆け込むと夫は手出しができないことになっていて、はそこで三年過ごすと夫と縁を切ることができたそうです。 網野善彦さんの『無縁・公界・楽 日中世の自由と平和』というは、こうした縁切寺=駆込寺で切れる縁が江戸時代より前の中世においては、夫婦の離縁だけではなかったことを明かしていきます。 外でこしらえた借金や罪も、それから主従の縁や下人や奴隷として働かされた縁も、縁切寺=駆込寺に駆け込むことで無縁となる。借金は消え、罪は問われなくなり、主人は追

  • 標準化: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 いま、仕事でいくつかの標準化プロジェクトに関わっています。 昨日書いたユーザビリティの話もその1つですし、他にも僕自身が関わっていないものも含めて、社内の業務プロセスだったり、お客さんに提出するアウトプットだったりを、ある程度、標準化してバラつきをなくそうというものです。 また、標準化は自由をなくすものではなく、標準化された層と自由にカスタマイズ可能な層を分けることで、標準化された部分の効率化を図り、自由に考えられる部分にあてられる時間を増やすことで自由の余地を広げるものだったりします。 ブログがテンプレートに沿ってコンテンツを入力することで、その他の手間を省けて、コンテンツの内容のみに専念できるのと同じことです。 「「私にしかできない仕事というのは組織では幻想」というのは

  • 管理と自由: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨夜の「「私にしかできない仕事というのは組織では幻想」というのは幻想」というエントリーにいただいたコメントの中で、「それを幻想としなければ生産管理が難しくなる」だったり、「第一 そんな仕事ばっかの企業って企業として成り立たない」といったコメントをいただきました。 おっしゃりたいことはわからなくもないのですが、ちょっとそれは企業だとか、経営だとかを悲観的にみすぎなのではないだろうかと感じました。当に企業がそんな風にしか活動できないとすると、ちょっと未来が感じられません。 しかし、別にちょっとくらい個の自由を認めたくらいで、生産管理やその他の面で企業が困ることなんてありません。実際、そういう会社で働いてますから、それは断言できます。それにすべてが自由だというわけでも、昨日もア

  • 何の情報も持っていなければ、自由選択を利用することもできない: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 自分用にメモ。 志向姿勢を使わないと、こういった自然の複雑なパターンはとても説明しきれない! 遺伝子レベルで予測できるゆっくりしたパターンは、心理学レベルや社会学的レベルで予測できるパターンととてもよく似ている-というよりその予告編のようなものだ-機会、認知と無知、競合相手に対する最適手段の追求、回避と報復、選択とリスクなど。進化論的研究開発における手段や対抗手段には、だれもそれを明示的に検討していなくても理論的根拠がある。わたしはこれを浮遊する理論的根拠と呼んでいる。それはわれわれが個別に検討してはっきり認識した理論的根拠に何十億年も先立つものだ。その中にはどちらの領域でも通用する害の回避についての基原則も含まれている。その原則とは、自分の運命がどうなるかについて何の情

  • 企業への信頼、企業で働く人への信頼: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 魂はどこに? 人間は責任を持つ存在で、自分の運命の主導者なのだけれど、それはわれわれの質が実は魂だからだ、という人気のある考え方がある。魂というのは神様に属するなにやら非物質的な不死の代物で、それがいわば霊的な人形遣いみたいに、物質的な肉体に宿ってコントロールするのだそうな。 企業や企業で働く人は信頼できない?mixiでやってるコミュニティのほうで、口コミに関して意見を聞いているんだけど、それを読んでると、どうして今の日ってこんなに企業に対する信頼がないんだろ?ってことを感じます。 いや、企業に対する信頼もそうなんですが、企業で働く従業員に対する信頼がとても薄いのかななんて感じます。 自分もどこかの企業で働く従業員であるはずなのに、他社の従業員(例えば自分が行った店の店

  • 思考過程は作業過程 - アトムとビットの重なる場所: DESIGN IT! w/LOVE

    「read/write web.」の続編。 誰が見ても同じ情報はもはやこの世には存在せず、あらゆる情報が測定する側=読む側の創造性によって規定されることになる。 逆にいうなら、その世界では書くこと=測定することによってしか、読むことができないのだ。 なんて書いたが、「書くこと=測定する」という点は量子力学の「重ね合わせ」を前提にしている。 つまり、「測定前は、可能性を示した情報が存在する。そして測定後には、以前には存在しなかった明確で特定の1ビットの情報が作り出される」(ハンス・クリスチャン・フォン=バイヤー『量子が変える情報の宇宙』)わけで、アウトプットが出されるのは測定の時点であり、それは言うまでもなく、読んだ時点ではなく、読んだものを理解した時点である。 もちろん、厳密には、書かなくても理解できるのだが、それでも理解する際には、読んだものを一度、自分の中で反復する行為が脳の中で行われ

  • インターネットの自由と規制 - 池田信夫 blog

    米議会に「インターネットの自由保護法案」が提出された。その内容は、キャリアやISPがコンテンツを差別することを禁じ、違反した業者にはFCCが「改善命令」を出し、罰金を課すことができるというものだ。これは、この種の法案としては6目で、議員たちも混乱している。 これまでの「ネット中立性」法案の提出者のほとんどは民主党議員で、これについての反応も党派によってはっきりわかれている。応援団は、グーグル、マイクロソフト、ヤフーなどのIT企業と、なぜかモービーやREMのマイケル・スタイプなどの芸能人。他方、批判的なのはWSJやEconomistなど共和党系のメディアだ。 批判派の主張は、要するに「壊れていないものを直すな」ということだ。前に当ブログでも書いたように、インターネットではすでに差別が行われており、それが技術革新をはばんでいるという事実はない。FCCはすでに「ガイドライン」によって差別的

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