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2012年6月13日のブックマーク (3件)

  • 教育/コミュニケーション/経済をもっと長いスパンでみた「構造」と捉えること: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 社会的イノベーションってなんだろうか? 仕事では「イノベーション」という言葉を使うし、確かに社会的な意味でのイノベーションの実現を気で目指します(技術的なイノベーションや、ビジネス的イノベーションは仕事上でもあまり興味がありません)。 けれど、一方では社会的な意味でのイノベーションにも懐疑的な考えも持っています。 果たして、人はどこまで自分たちの生物としての出自に抗って、自らが長年つくりあげてきた「生き方」を壊してしまうイノベーションが可能で、それを実現しようとするのか?と。 また、イノベーションで実現した状況が果たして、さらにその先の未来にとってもよい方向への変化といえるのか? その根拠はなんだろうか?と。 僕らは自分が向かっている先をちゃんと理解しているのだろうか?と

  • イノベーションの方法としてのデザイン思考: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 6月9日の「未来のユーザー要求を創出する方法としてのデザイン思考」というタイトルで、「観察(オブザベーション)」をメインテーマにしたデザイン思考ワークショップの講師をしてきました。 予測に基づいて自身の行動判断を行なっている人間という生物がそれぞれ個々人で抱く「世界の物事がどう働くか」についてのイメージであるメンタルモデルの把握が、デザイン思考でイノベーションを行なう際のキーであり、そのメンタルモデルの把握のためには「観察(オブザベーション)」が1つの有効な手段であるというお話をさせていただきました。 そのときの講演資料をここでも公開しておきます(Think Social Blogでは一足早く公開していましたが… )。 上に紹介したイメージは、講演資料の一部からとったもので

  • 人びとの行動を変えるという課題へのチャレンジ - Think Social Blog

    Tweet 最近も相変わらず「デザイン思考のアプローチを取り入れると、どれだけ(ビジネス的な)成功が得られるの?」と訊かれます。残念ながら、その疑問からスタートしてしまうとデザイン思考の利点を十分に活かすことはできません。 デザイン思考は、人間中心のイノベーションを実現する手法です。「デザイン思考のアプローチを取り入れると、どれだけ成功が得られるの?」という思考からは、そもそもの「人間中心」の姿勢が抜け落ちてしまっています。デザイン思考は「人間中心」の姿勢に立った上でイノベーションを実現することを目的としますので、成功うんぬんをいうのであればイノベーションが実現できたかどうかが成功の指標です。 以前に書いた「コミュニティ中心のデザインが求められる参加型社会という記事の中でも指摘していますが、このグローバル化した経済のなかでの「つながった社会」において、企業は自らの社会的な存在意義を見つめ直