答えが見つからない時、つらそうな表情をしてしまう人がいる。そして、あきらめてしまって愚痴をこぼしはじめる。 そもそもの仕事をする上でのスタンスが違うんだろうなと思う。 プロフェッショナルの仕事というのは、基本的にクライアントが自分たちでは解けない難問を責任をもって解くことだろう。 で、プロフェッショナルとして仕事を続けていきたいならその「難問を解く」という責務を楽しめるようでないと、仕事が単につらいものになってしまう。いつも新しい仕事がはじまる度に、ああ、いやだななんて感じなきゃいけないとしたら、僕には耐えられない。 すべてのプロフェッショナルな仕事は答えを出すことで、それに責任を持つことが欠かせない。 もちろん、何に対して、どんな答えを出すかは、何のプロフェッショナルであるかで違う。 料理のプロ、野球のプロ、医療のプロ、経営コンサルティングのプロ、特定工学分野の技術のプロ、グラフィックデ
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