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emergenceに関するgitanezのブックマーク (10)

  • 早く多く間違えよう: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 土曜日のデザイン思考のワークショップで、また1つ気づきがありました。 それは「早く多く間違えると、進展は早い」ということです。 今回のワークショップでも、例によって2チームに分かれて、それぞれおなじ課題をやってもらいました。 大抵の場合、そうなるのですが、どういうわけか、2チームに分けると片方の出来がよく片方がわるいという結果になるんです。なぜだかわからないんですが、大抵はそういう結果になる(これが3チームだとそうならない。なんでだろ?)。 ところが、土曜日のワークショップでは、いままで以上に2チームの差が大きかったんです。それは片方がいままでと比べて著しく出来が悪かったからではなく、片方がこの手のワークショップをやって以来、はじめてというほど、出来がよかったからなんです。

  • いらない知識はGoogleに食わせろ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先週のことだったと思いますが、会社の後輩に「Webのニュースとかブログでどんな風に情報収集してますか?」って訊かれました。 正直、Webのニュースとかぜんぜん見ないし、ブログも決まったものをいくつ読むだけでそんなに読んでません。ようするに僕はあんまりWebを情報収集に使ってないんですよね。 あと新聞とかもぜんぜん見ません。雑誌もほとんど読まないし、おまけにテレビも大して見ません。 なので時事ネタに関しては、一般的なものも、Web・IT系のものも結構疎いほうだと思います。 まぁ、Web・IT系に関しては業界内では疎いというだけで一般の方にくらべれば十分知ってますけどね。 で、そのとき、僕はこんな風に答えたんです。 「基的にあとでブログに書くか、人に話そうと思う情報しかちゃん

  • 良質のインプットは時間をかけることなく即座に昇華にいたる: DESIGN IT! w/LOVE

    使える時間は決まっています。ゆえに確保できる時間にも限界がある。 インプットにこだわるべきというのは同意するけど、早くスタートを切れるようなタネまでの距離はインプットだけでは全然埋まらない。むしろ、インプットを昇華するための時間を意識的に確保する方が遥かに重要では。 もちろん、ある程度、考える=昇華する時間を確保することは大事だけど、もっと大事なのは限られた時間のなかでより多くのアイデアの創発を起こすことではないか、と。それが他人より早くスタートを切るための秘訣だと思うのです。 より多くの経験を有していることで、より多くのセレンディピティが生まれやすくなるなんでインプットにこだわり、経験の量を増やすことが、他人より早くスタートを切るための秘訣になるのか。 ここでのキーワードは創発です。 より多くの経験をもつ者ほど、新しい経験から何かを発見する確率が高まるのだと思うのです。金持ちほど裕福にな

  • みんなで考える、しかも、手を使って: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 やっぱりみんなでいっしょに作業をしながら考えることって重要だなと今日はあらためて感じました。 みんなで作業をしながら考えることのメリットみんなで作業の場を共有しながら考えることの利点を思いつくまま列挙すると、こんな感じ。 考える頭が複数あるので、ひとりで考えるよりアイデアが効率的に出る簡単なものでも何かをつくりあげるというゴールを共有して作業を進めながら話をするので、会議のように憂な沈黙に陥ることがほとんどない目の前で自分の手をつかって、すこしずつ物事ができあがり組みあがっていくので、(言葉だけの会議などよりも)その場で何が行っているかを把握しやすい各自が作業中にそれぞれ意見を言っているので、その場で固まったものに対しては事後的に根的なネガティブ意見は出にくいプロジェク

  • デザインとこれからの時代の経営課題についての一考察: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 デザインするということやシステム化するという点についての僕らの認識はあまりに甘すぎるし、狭すぎます。 いかに僕らが普段、デザインを組織のマネジメントやワークスタイルにも関係の深いアーティフィシャル・サイエンス(人工の科学)の問題として捉えられていないか。僕がハーバート・A・サイモンの『システムの科学』を読んで感じたのはそういう点でした。 企業にも個々人の仕事にも創造性が求められる時代モノが余り市場での既存の価値の飽和が続くなか、企業の経営課題は生産性・効率化から既存にない価値そのものを創出する創造性に移行しています。生産性・効率化を可能にする機械論的な組織から、創造性を高めるためにどうやって創発・セレンディピティを組織のなかで生み出すか、また、そのための組織はどうあるべきか

  • 「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤/下條信輔: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 このは『欲望解剖』で茂木さんが「イリュージョンの質について知りたい人は」このを読むとよいと語っていたのがきっかけで手に取ったのですが、その言葉通り、錯視や錯誤を手がかりとして、脳と意識、意識と身体、環境などの深いつながりについて考察しているです。 錯誤と正しい認知このでは、かけると上下左右が逆さに見える「さかさめがね」や色つきめがねなどの例を用いて、脳はそうしためがねを長い間、かけているとそれにあわせて適応してくる話を紹介してくれています。 さかさめがねをかけると当然上下左右が反対に見える。でも、それをずっとかけ続けていると、上下は1週間で、左右も4週間ほどで通常通り見えはじめるそうです。 不思議な感じがしますが、元々眼の網膜に映った図像は上下さかさまであることを

  • 個の知覚変容 (arclamp.jp アークランプ)

    arclamp.jp アークランプ ITアーキテクトが、ビジネス書とかデザインとか建築とかからシステム開発を妄想するブログ なんか盛り上がっているので僕も。 匿名ではアイデンティティが持てない? 僕が大西さんのエントリ「2007年はコミュニティ復権元年?」に対して感じた気持ち悪さは匿名とアイデンティティの関係です。 大西さんは「匿名」という言葉を「実際の名前や居場所がわからない人」という捕らえ方をしていると思います。そうした人々は、 匿名であるために暴走し、節度のない怒りをぶつけ、さらに個人を攻撃して傷つけるといった行動にでる そして、それではアイデンティティが持てないと続けます。 人はコミュニティのなかでしか自分の顔を確かめることができないわけで、匿名であるということは個人としてのアイデンティティを持てないということであり、それを貫いて生きていくというのは辛い アイデンティティとはなに

  • 岩壁に絵を描きはじめる前と後の違い、ということで: DESIGN IT! w/LOVE

    自分の見解を明らかにする意味で念のため、パブリッシュ。 棚橋さんが不可視な結びつき、匿名のアイデンティティで語られている「コミュニティ機能の変容」です。僕にはコミュニティ機能の変容というよりも個人の知覚変容であると思っています。 この2つは同時にしか起こりえないというのが僕の立場です。つまり「コミュニティ機能の変容」と「個の知覚変容」が同時にしか起こりえないと考えているのです。どっちが先かといわれると困るものの、卵を産まないにわとりがいないのとおんなじような意味でです。 その意味で、この話の発端になっている大西さんのエントリーでのコミュニティとアイデンティティの関係性の捉え方に僕は共感を感じます。 それが「コミュニティの復権」という単純な話かはともかくとして。あと匿名うんぬんの話もそれほど興味がないのでパスします。 なので、僕が意識しているのは、 岩壁に絵を描いたころから人は自らの記憶を外

  • Wisdom of Crowds によって構成される自己: DESIGN IT! w/LOVE

    「インタラクションすることではじめて自身を認識できる」。 そのとおりだと思います。そして、認識できるだけでなく、同時に「インタラクションすることではじめて自己が構成される」。 認識することと自己を構成することは同時に行なわれるのであって、そう考えることで現在の脳科学、認知科学では意識を理解するのに「脳内に棲みつく小さなホムンクルス」を想定する必要がなくなっています。 この「インタラクションすることではじめて、自身を認識できる=自己が構成される」ということを、別の表現で示すなら、自己そのものが Wisdom of Crowds によって構成されているといえるのではないかと思っています。 これは昨日の「人生においてタギングは不可避」というエントリーでも書いた「あなたは誰かに記号をつけているつもりでも、それは実は、同時に自分に記号をつけているということでもある」ということにも関係する話です。それ

  • 成長には、素材よりも順番が大事?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 このブログの語彙リストはどのくらい、著名なブログのそれと一致してるのだろ うか? おそらく、ガチャピン日記とはそれほど一致していないのだろうが、弾さんのブログや池田先生のブログとの一致率は結構高いのではないかと想像します。 有限な語彙で無限(に近い)文章を生み出すリドレーが言うように、ディケンズの『デイヴィッド・コパーフィールド』に出てくる単語のリストは、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』に出てくる単語のリストとほとんど同じである。(中略)2つのでまったく違っているのは、そうした単語がつなぎ合わされる順序である。 辞書の編纂が可能なことからもわかるように、文章を書くために用いることのできる語彙は有限です。 それはホルへ・ルイス・ボルヘスの『迷路』の中でバベルの図書館

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