「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱したとして知られるアラン・ケイ氏に会う機会を得た。パソコンの未来を語る同氏の熱弁ぶりは健在だ。ムーアの法則に従い、半導体技術が3万倍に進歩したにも関わらず、ユーザーの実感としてコンピュータ・システムの性能向上はわずか50倍にすぎないと憂える。コンピュータ・アーキテクチャの進むべき方向性について、同氏の鋭い分析と将来の夢を3回のインタビュー連載でお届けする。 (聞き手=ITpro発行人 浅見直樹,写真=栗原克己) ―― コンピュータ技術の進歩にはめざましいものがありますが。 果たして、そうだろうか。必ずしも進歩していない部分もある。例えば、メモリのデータ転送速度はさほど高速化していない。また、マイクロプロセサも依然としてシングル・プロセサのアーキテクチャから脱却していない。これは、技術的な問題というよりも、コンピュータ・ベンダーが大きな変化を望んで
ウェアラブル機器が集結した『サイバーファッション』 2005年8月 9日 コメント: トラックバック (0) Xeni Jardin 2005年08月09日 ロサンゼルス発――将来的には、仲間どうしで互いのディスプレー搭載シャツ(写真)にテキストメッセージを送り、挨拶を交わすようになるだろう。また、上着のボタンにはカメラが内蔵され、トラブルが発生したときは下着型バイオセンサーが家に電話をかけてくれるはずだ。 上半身には何も纏わず、CAD/CAMにより製作された肌にぴったり貼りつくブローチだけで飾った人も出てくるかもしれない。 CGの国際会議・展示会『シーグラフ』が主催する年次イベントで、今年で4回目となる『サイバーファッション』の舞台では、数々のこうしたファッションが披露された。将来これらが製品化されれば、誰でも店頭で買えるようになるかもしれない。 3日(米国時間)に開催されたファッション
「ウェアラブル・テクノロジー」の現状レポート 2006年3月29日 コメント: トラックバック (0) Mmoma Ejiofor, Forbes.com 2006年03月29日 [日本語版編集部註:この記事は『フォーブス・コム』のMmoma Ejiofor氏による寄稿] 動画の撮れる携帯電話やワイヤレス・インターネット・ルーターなんてもう古い。未来の最も革新的なハイテク機器は、ストラップレスで「サイズ4」の表示がついているはずだ。 「サイズ4」にもいろいろあるが、ここで言っているのは服のサイズのことだ。すてきなドレスにリモコン、GPS装置、RFIDタグが装備され、ファッションショーのキャットウォークでは、お高いデザイナーズ・ブランドのお披露目というよりは、映画『ミッション:インポッシブル』の一場面のような光景が繰り広げられる日もやってくるだろう。なぜなら、ファッションとテクノロジーは急速
『シーグラフ』の『未来技術』展、今年も奇妙な新技術が多数登場 2003年8月 4日 コメント: トラックバック (0) Michael Stroud 2003年08月04日 サンディエゴ発――『モナリザ』の絵はこれまで、数え切れないほどスクリーンに投影されてきた。しかし、今年の『シーグラフ』で見られたように、濃霧の層に映し出されたのは初めてと言って間違いないだろう。 通り抜け可能な霧のスクリーンを作ったフィンランドのイスモ・ラコライネン氏(写真)は、「この作品には軍関係者も興味を示している。さまざまな可能性が考えられる」と語り、軽やかな足取りでモナリザの鼻を通り抜け、反対側から現れてみせた。 霧のスクリーン(写真)は、シーグラフの『未来技術』展覧会に出品されている21の新技術の1つ。この展覧会では毎年、世界で最も奇妙な――ときには実用的な――新技術が審査にかけられている。シーグラフはコンピ
ネットに繋がったデバイスはリアルの世界とネットの世界を繋ぐ窓 公開日時: 2006/03/19 08:59 著者: 中島聡 ここまで何回かにわたって、私がMicrosoftという「リッチクライアントのメッカ」のような場所で働きながら「これからはウェブ・アプリケーションの時代だ」と信じるにいたったか、だとか、どうして私がやりたいことを実現するにはMicrosoft内部ではできないか、などといったことを書いてきた。 そろそろ、このブログの本題でもある、私が実現して欲しいと望んでいる、そして実現するために会社内外の人たちを巻き込んで実現しようとしてる、「ネット時代のデジタルライフスタイル」について語り始めようかと思う。 どの切り口からアプローチするかによって、色々と表現も異なってくるのだが、まずは大まかなイメージの話をしよう。 私の頭の中に描いている未来のイメージは、「ネット」という
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