ブックマーク / kame710.hatenablog.com (5)

  • 2023.12.29 ぶどう畑の雇われ人 - カメキチの目

    今年最後の更新となった今日は「ぶどう畑の雇われ人」という話です。 ごく簡単に言うと → ぶどう畑の主人に雇われた人たちのうち、一日中働いた人と、 その日の途中に雇われたので、その途中から一日の終わりまでしか働かなかった人の日当が同じ だったので、一日中働いた人は不公平だと怒り、主人に文句を言った。 しかし、主人は言った。 「私はみなさん(雇われ人)を公平に扱うとだけ約束した。 労働時間に応じてお金を支払うとは言わなかった」 この話はキリスト教にあるようです。 私はキリスト教は無知なのですが、グーグルを検索していたら、「ぶどう園の労働者たち」 《「末日聖徒イエスキリスト教会》の記事》に当たり、それには考えさせられました。 こちらは宗教なので「信仰」の問題が説かれているのですが、そのことも頭に入れて書きます。 ーーーーーーーーーー ■ 〈運・不運をどう受けとめるか〉 一日中働いた人は(初めから

    2023.12.29 ぶどう畑の雇われ人 - カメキチの目
    giveus
    giveus 2023/12/29
    こんな考え方があるんだ!っていう新鮮な驚きが宗教にはあったんだなーと思いました。それゆえに感動した人以外にとっては奇異に見える行動をしていることもあるのが信仰…なのかな…
  • 2021.2.19 イカの哲学② - カメキチの目

    『イカの哲学』続き(2回目) 著者中沢さんは、波多野さんはイカを見つめているうちに(無意識ながら)自分の カミカゼ特攻隊員としての体験はイカの生存そっくりだと考えていたのでは、 そして波多野さんが『イカの哲学』で述べたのは、薄っぺらなヒューマニズム ではなく生命の深みから問われた平和ではないかと言う。 (グーグル画像より) 波多野さんは死を前にして、死ぬことはお国や家族のためとはいえ、 自分の遺伝子を残せない(つまり子を残せない、生命を続けられない)という 生きものとしての能的な欲望を絶たなければならないことに気づき、 生と死の狭間で苦悶した。 その苦悶を受け、中沢さんはバタイユというフランスの哲学者の生命論を引いて 生きること自体の前提でもある「平和」というものを、「戦争」との対比で 深く考える。 ---------- 【引用】 「〈バタイユの生命論〉 ・生物には自分を非連続的(独立し

    2021.2.19 イカの哲学② - カメキチの目
    giveus
    giveus 2021/02/20
    私も図書館で借りてきて読んでいます。ご紹介ありがとうございます。
  • カメキチの目

    『問題があります』  佐野洋子・著 を読んだ。 あれとは月。 佐野洋子さんといえば(私は読んだことないが題名は聞いたことがある)有名な絵 『100万回生きたねこ』の作者だ。 エッセイをたくさん書かれている。たまたま『問題があります』に出あった。 その中の一つの話の「お月様」 「一番嫌いな写真はふくらんだ銀色のフーセンみたいな洋服(?)を着た人間が月面を歩いている 写真だ。 テレビで見たときも、「あんた、何しに行ってるの、用もないのに」としか思えなかったが、 男たちは興奮していた。… あれは見るものである。 この地上に現れた人間が何兆人いたか知らないが、全ての人間が月を見てあれこれ思いにふけったり、 ただボーっとしていたのだ。あるいは満月に狼男が吠えたり、満ちかける月をカレンダー代わりの 実用にしたりで何の不便があったのか。… 人にはやってはいけない事がある。そして人はやってはいけない事ば

    カメキチの目
    giveus
    giveus 2019/05/07
  • 2018.1.27   『日本辺境論』② - カメキチの目

    カメキチの目 感想③ 「機」の思想 という章(章は全部で三つ)があります。 著者は長いあいだ合気道をやっておられ、広い意味での武道の熟達者でもあり、弟子もとれるほど。 しかし、ご人は思想という学問だけではなく、合気道という身のこなし(ワザ)とともに武道の精神へも精通されています。 「機」というのは、「石火之機」とか「啐啄之機」とか、禅のたいせつな精神です。前者は一瞬に気(意識、精神)を集中するときの「気合い」みたいなものの意義をいっています(後者は少し違いますが説明はここではお許しください。ともかく、「武道」にも通じているようです)。 話は全部とてもおもしろかったのですが、になかったことを含め、私がいちばんに感じたことのみ書きます。 巌流島の宮武蔵と佐々木小次郎のたたかいの結果はご存知のとおり。 そうなるまでの二人の行動、心中についての説はいろいろあるようです。 よくいわれるのは、来

    2018.1.27   『日本辺境論』② - カメキチの目
    giveus
    giveus 2018/01/27
  • 2018.1.10「ケンカ」 - カメキチの目

    カメキチの目 先日、私の子どもくらいのお歳の読者(「マミーさん」といいます)が、「夫婦が睦まじくあるために」の「ケンカのしかた」を、とっても読みやすく、納得しやすく書かれていました(すばらしかった!)。 こんどの記事に限らず、読者の心をワシづかみにされるマミーさんですが、1月4日のぶんをご人の許しをえて掲載させていただきました。 先に「すばらしい!」と感嘆したあとなので、私のつまらないケンカ話は「どうしようか?…」と悩んだのですが、まっ、こういうつまらぬのもある、恥さらしも「反面教師」にしてもらえるかなと思い、やっぱり書くことにしました。 (長年つれそっていても、「思いのズレ」を原因にケンカすることがあり、もっと若いときにマミーさんのこの記事にあいたかったです) 昔の蚊取り線香の「金鳥(キンチョウ)」のCMが好きでした。 「つまらん、つまらん」とクソ真面目に演じる大滝秀治さんのやつ。 そ

    2018.1.10「ケンカ」 - カメキチの目
    giveus
    giveus 2018/01/10
    大切な記事だと思いました。あとで読み返します。
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