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学校事務職員のブログと*働き方改革に関するgkjmのブックマーク (7)

  • 明細書を見ろ!2019年11月号 先生になりたくないPART3 - 事務職員へのこの1冊

    2019年10月号「先生になりたくないPART2」はこちら。 教員の働き方改革 改正案 衆院委員会で可決 公立学校の教員の働き方改革を推進するため、夏休み期間中にまとまった休日を取るなど、1年単位で勤務時間を調整する制度を実施できるようにする法律の改正案は、15日の衆議院文部科学委員会で自民・公明両党などの賛成多数で可決されました。 この改正案は、公立学校の教員の働き方改革を推進するため、夏休み期間中にまとまった休日を取るなど、1年単位で勤務時間を調整する「変形労働時間制」を条例によって実施できるようにするなどというものです。 ……NHKのニュースより抜粋。わたしはちょうどこの日、えらーい学校事務職員の話を聞いていて、翌朝は中教審の「学校における働き方改革特別部会」委員である妹尾昌俊さんの講演を拝聴。まじめだ。 で、ふたりともこの改正案の、特に変形労働時間制の部分を“心配”していました。教

    明細書を見ろ!2019年11月号 先生になりたくないPART3 - 事務職員へのこの1冊
  • 学校の「当たり前」をやめた PART3 - 事務職員へのこの1冊

    Elton John - Bennie And The Jets (Official Music Video) PART2はこちら。 固定担任制の廃止のつづき。 「固定担任制の下では、学級担任は、クラスの子どもたちに対し、良い意味でも悪い意味でも責任を持ちすぎるところがあります。極端に言えば、自分の学級の生徒の人生すべてを背負っているかのような気負いがあります。加えて、『クラスの子どもに好かれたい』という気持ちも強いものです。その結果、指導は必要以上に手厚くなります。そして時に、極端になります。」 ……これには首肯する人が多いだろう。そして誰でも想像するとおり、小学校はもっとその傾向は強く(反発する人たちの顔まで見えるようだが)、しかしそれでも全員担任制は有効ではないかと工藤氏は考えている。 この書を貫いているテーマはこうだ。 ・優先順位を間違えるな ・手段を目的化するな その意味で、彼が

    学校の「当たり前」をやめた PART3 - 事務職員へのこの1冊
  • 学校の「当たり前」をやめた PART2 - 事務職員へのこの1冊

    Sonny Clark - Cool Struttin' PART1はこちら。 工藤氏がそれぞれ推し進めた改革について、その背後にある彼の考え方が記してあるので引用してみます。 ・宿題廃止 「批判や誤解を恐れずに言えば、教員が宿題を出すのは子どもたちの『関心・意欲・態度』を測り、評価(通知表)の資料とするためではないですか。もっと私たちは専門性を発揮しないといけない」 「宿題を全廃したことで、最も喜んだのは、受験を控えた3年生の生徒たちでした。それは『負担が減って楽になったから』ではありません。自分にとって重要ではない非効率な作業から解放されたからです。」 ……麹町中という伝統校だからこそできることだろう、という反駁は理解できる。学習習慣をつけることそれ自体に苦しんでいる学校の方が多いではないかと。ただ、工藤氏の主張を論破できる教員が、それではどれだけいるだろうか。 ・定期テスト廃止 「一

    学校の「当たり前」をやめた PART2 - 事務職員へのこの1冊
  • 学校の「当たり前」をやめた PART1 - 事務職員へのこの1冊

    大げさではなく、業界騒然。ある公立中学校の校長が実現した ・宿題の廃止 ・クラス担任の廃止 ・中間、期末テストの廃止 ……そんなことができるのか?と、この業界に長ければ長いほど思うはずだ。可能だったとしても、それが職員や保護者、そして生徒の支持を得ることができるのか。 “改革”を推し進め、この書を著したのが千代田区立麹町中学校の校長、工藤勇一氏だ。テレビなどでも紹介されたのでご存じの人も多いだろう。 あまりにもその内容が過激に見えるので、おそらくは極端な原理主義者か、楽天的な理想主義者、あるいは“アイデアマン”なのかな、と身構える人も多いと思う。この業界におけるアイデアマンとは、一種否定的な評価と同義だから。 彼の履歴を【著者紹介】から引いてみよう。 1.1960年生まれ 2.山形県鶴岡市出身 3.東京理科大学卒業 4.山形県公立中学校教員 5.東京都公立学校教員 6.目黒区教育委員会勤務

    学校の「当たり前」をやめた PART1 - 事務職員へのこの1冊
  • 今月の名言2019年8月号PART3 最悪のシナリオ - 事務職員へのこの1冊

    Phil Collins - You Can`t Hurry Love [HIGH QUALITY] VideoClip PART2「学校の働き方改革その2」はこちら。 「米国が中国に焦点を合わせようとしている時、日韓がゼロサムゲームを演じるのは米国にとって最悪のシナリオだ」 カーネギー国際平和財団のジェームズ・ショフ上級研究員が日米韓の安全保障体制を懸念して(朝日新聞8月26日付「激震 日米韓安保体制」より) ショフ氏は、高官レベルの3カ国協議を実施し、合同軍事演習を今こそ行うべきだと考えている。しかしその可能性は低い。考えるにそれは…… ・日韓トップの政権維持が、他国を批判して身内の支持を固める手法に依っていること ・両国民ともに感情的になっているのに加え、メディアがそれを煽りまくっていること ・アメリカの大統領が、日韓の関係修復など実はどうでもいいと考えていること。 ……最初のふたつ

    今月の名言2019年8月号PART3 最悪のシナリオ - 事務職員へのこの1冊
  • 今月の名言2019年8月号PART2 学校の働き方改革その2 - 事務職員へのこの1冊

    Little Italy - Stephen Bishop その1はこちら。 「一応、勤務不要日ってことになってるからいないことにしてくれ」 4週5休だの4週6休だのという中途半端な時期に「まとめ取り」なる折衷案に翻弄されたその頃の学校では、休みであろうが職員が学校に来るのは当然のように行われていて、まとめ取りは完全に形骸化。 勤務割表なる、ほんとうに何の意味があるのかさっぱりな事務も発生して学校事務職員も気が遠くなっただけだった。お若い方々はご存じないと思うけれど、あの事務はそんな不幸な出自があり、だから初手から不良事務職員だったわたしは、勤務割表なるものへはモチベーションが上がらないことおびただしいのであった(言い訳)。 この日教育学会では、佐久間亜紀慶応大学教授が 「子どもを包摂する業務を、これ以上減らしてはいけない。生活支援と学習支援をトータルに行う教職文化は宝だ」 と注意を促し

    今月の名言2019年8月号PART2 学校の働き方改革その2 - 事務職員へのこの1冊
  • 今月の名言2019年8月号PART1 学校の働き方改革その1 - 事務職員へのこの1冊

    Steve Winwood - Higher Love 2019年7月号PART4「喝っ!」はこちら。 「学校現場に新しい教育内容や課題を押しつけたところで、残業代が発生しないため、国や自治体は身銭を切ることがない。『子どものため』という殺し文句のもと、次々と学校現場に仕事が追加されていった」 ……おなじみ、内田良名古屋大学大学院准教授が教育展望誌において「学校の働き方改革に高い壁」と題して。 「(教特法の基的枠組みを前提にした中央教育審議会答申に従っていては)教員の勤務時間管理は絶対にできない」 「(教職調整額4%を必要に応じ中長期的な課題として検討すべきである、とした答申に)『官庁文学』であり、やらないのと同じだ」 ……日教育学会における樋口明星大教授の提言。 いずれも孫引きでもうしわけないが、学校における働き方改革なるものの雰囲気がおわかりいただけるだろう。端的に言えば、いまはみ

    今月の名言2019年8月号PART1 学校の働き方改革その1 - 事務職員へのこの1冊
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