2017年4月1日より施行された「共同学校事務室」、事務職員の「つかさどる」規定だが、1年を経過しようとするこの時期に、ジワジワと影響が出てきつつある。 県教委は、12月にはこれまで行われてきた「学校事務の共同実施」を「共同学校事務室」にすること求める通知を、1月には「校務運営参画の推進」を進めるための通知を市町村教育委員会に発した。 6級昇格のための「共同実施」 もともと愛知県は共同実施については、事務職員の年齢構成や役職の構成など様々な課題があるとして、「冷たい」反応のところだった。 しかし、給与構造改革や給与の総合的見直しを経る中で「一職一級」が徹底され、昇格に関する様々な運用が剥奪されてきた。特に6級昇格について、これまで事務長昇任後、5級に2年在給した後に6級昇格していたところ、市町村立学校事務職員は各学校一人の単数配置であることから2011年以降は昇格の道が閉ざされていた。そこ
大の大人が作業してもほんのわずかの金額にしかならないベルマーク活動。有給を取ってまで、子どもと遊ぶ時間を奪われてまでやる必要があるのだろうか。PTA会費が毎年余っているのに、そして誰もがその生産性の低さに気づいているのに、ベルマーク集めをやめない理由とは? PTAは学校の「お手伝いさん」 私自身、会員の時には知る由もなかったが、実はPTAには各学校→区市町村→都道府県→全国という縦の系列がある。PTAの全国組織が「公益社団法人 日本PTA全国協議会」なのだが、協議会が発行する『PTA応援マニュアル』という本において、PTAの活動内容は以下のように解説されている。 真っ先に出てくるのが、「学校行事の運営を手伝う」。すなわち、PTAに最も期待されているのは、学校の「お手伝いさん」という役割なのだ。だから文化祭で自分の子どもの演技を見たいのに、来賓へのお茶出しをしないといけなくなるわけだ。 次の
兵庫県明石市の半数以上の市立中学校で、総授業時数が文部科学省の定めた標準より少ない状態が続いていたことが、同市教育委員会などへの取材で分かった。市教委によると、学校は「標準時間を満たしている」と報告していたが、実際には学校行事や生徒会活動などに時間をあてた結果、授業時間が足りていなかったという。市教委は校長らを厳重注意し、生徒に謝罪して保護者会で説明するよう求めている。 文科省は学習指導要領に基づいて教科ごとの標準時数を決めており、中学校の場合の総授業時数は各学年で1015時間となる。病気や災害などでの学級閉鎖などがない限り、下回ることは想定されていないが、明石市教委によると13校の市立中のうち2017年度には12校で、18年度には8校で数時間から数十時間、足りない学年があった。 市教委によると、授業時数の不足は朝日新聞の取材や兵庫県教委の問い合わせなどの結果、3月末に判明した。各校は市教
繰り返し暴言を受けたり丸刈り頭にされたりしたなどと男子生徒が訴え、クラスの生徒全員と保護者が嘆願書を出して懲戒免職を求めた山口県の県立高校の教諭について、県教育委員会は、不適切な指導で体罰にあたるなどとして減給の懲戒処分にしました。 そしてことし2月、同じクラスの生徒40人全員と保護者39人が、教諭を懲戒免職にするよう求める嘆願書を県教育委員会の教育長に提出しました。 山口県教育委員会は12日記者会見を開き、教諭が生徒たちに不適切な発言を繰り返していたと認め、丸刈りは体罰にあたると指摘しました。 そのうえで「言動によって生徒を傷つけ、嘆願書が提出されるなど混乱を招き、教職員の信用を著しく失墜させた」として12日付けで、減給1か月、10分の1、の懲戒処分にしたと発表しました。 嘆願書の作成には、2人の女性教諭が関わっていたことも明らかにし、「教育現場を混乱させた」などとして、当時の校長と合わ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く