教育新聞から教育ニュースをお届けします。文部科学省、中教審、教育委員会、小学校・中学校・高校・特別支援学校など、最新動向を速報します。
茨城県守谷市が今年度から、市内の市立小中学校13校で独自に始めた「週3日の5時間授業」のカリキュラム改革で、子どもたちに「友達と遊ぶ時間が増えた」などのゆとりが生まれている。小学校教員の時間外勤務も短縮し、長時間勤務の解消に向けた効果も出ているという。 今回の改革は、2020年度の学習指導要領改訂で外国語の授業時間が増えるための対応。児童・生徒と教員の「日常の負担の平準化」を目的に、市教委が週に最低3日間の5時間授業の確保を打ち出した。前・後期制を導入し、夏休みを短縮した授業などで休日を減らす代わり、平日の授業を少なくする取り組みだ。 子どもたちの意識調査は市教委が夏休み前、9小学校(5、6年生)と4中学校の各学年から1クラスずつ抽出し、計約900人に行った。 「週3日5時間授業が始まって、昨年と比べて放課後の生活が変わったか」という質問に「充実しているし、ゆとりもできた」「まあまあ=以下
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