米カリフォルニア(California)州ロングビーチ(Long Beach)沖で潮を吹くシロナガスクジラ(2008年7月16日撮影)。(c)AFP/Robyn Beck 【2月6日 AFP】古代のクジラは陸上で出産していたとの米大による研究結果が4日、科学誌「Public Library of Science、PLoS」(電子版)に掲載された。休息や交尾なども陸上で行っていた可能性もあるという。画期的な発見は、現在は水中で暮らすクジラの祖先は陸上に住んでいたとの仮説を強めるものとなりそうだ。 研究は全米科学財団(National Science Foundation、NFS)が支援する古生物学研究プログラムの一環。 ミシガン大学(University of Michigan)のフィリップ・ギングリッチ(Philip Gingerich)氏が主導する研究チームは2000年と2004年、パキ