国籍法改正案が国民に周知されていないという主張も散見されるのだが、では国籍法改正問題で大騒ぎしていた人は、全く同時期に審議されていた改正労働基準法案についてどれだけ知っているのだろうか? 現行法では、時間外労働の割増賃金が25%なのに対し50%にするよう共産党などは求めていましたが*1、政府自民党が提示した法案は、残業80時間を超えた場合に超えた分に関しては50%にするという不十分な内容。審議の結果、80時間を60時間にする譲歩があり、民主党も賛成にまわったため、この修正案で成立してしまいました。しかも中小企業には適用されません。 大体、本来なら労働基準法で許されている残業時間は月40時間までです。労使間で36協定が締結されている場合のみ、これを超えて残業させることができるわけです。労働組合が正常に機能しているなら、36協定(毎年更新する必要がある)の際に条件交渉もできるのですが、そういう

