史上いくつかあった、敵国によるアメリカ本土攻撃 911テロはこれまでアメリカが受けた「敵対勢力」による攻撃の中で最大のものと言っていいと思います。 大規模な被害が出たことに加え、911が新しかったのは敵対勢力に「正体がない」こと。「ここを叩けばいい」という敵の本丸が存在しないのが、21世紀の戦争です。 それまで実は何回も「敵国」による本土攻撃は決行されていますが、正直大した被害は出ていませんでした。 そのような歴史的経緯があったので、テロ後アメリカは今起こっていることが理解できず、これまでやってきたようにアフガンやイラクでの戦争に突入していったと言えるかもしれません。 今回はこれまでアメリカが受けた「本土攻撃」」をピックアップします。 1. アンボス・ノガレスの戦い 突発的に起きた米墨間の戦闘 第一次世界大戦ではアメリカは連合国側に立って参戦していましたが、当時メキシコは中立の立場にありま