よく勘違いされるんです。お金持ってると(笑)。 みなさん曰く「あんなに売れてドラマや映画にもなったんだからさぞや…」 NOOOOOOOOO!!(石丸元章風) 今日は具体的数字をあげて、 『盲導犬クイールの一生』1冊の収支と他の状況を説明したいと思います。 出版に関わっていない人には特に興味深いかと。 まず、単行本の売上げ(厳密には刷り部数)は、87万部。初版が6000部でした。 初版部数が少ないので、定価は、1500円(税込)。 印税は、通常、単著ならば10%。 共著などでは、その10%を分配しますが、 配分の割合は千差万別で長引くのでまた別の機会に。 この本は写真の秋元さんと僕、そして盲導犬関連団体への寄付金で、 3分の1づつとしました。 ■本の総売上げ金額 1500円×87万部=13億500万 (今知ったけどこう言われるとすごい迫力!) 本の利益は、ざざざっくり言うと、以下の感じ。 細
2009年05月07日16:45 カテゴリ書評/画評/品評Money 軛をChokin! - 書評 - 年収200万円からの貯金生活宣言 ディスカヴァーより献本御礼。 年収200万円からの貯金生活宣言 横山光昭 売れている本なので、ついつい書評を後回しにしていたら、今度は著者ご本人から献本が。というわけで「借金」を「貯金化」することに。 もし本書が、ただの「貯金本」だったら、何冊献本されようがスルーすべきなのだが、幸いなことに、本書はそうではない。1,260円の本書は、定期預金一ヶ月ものの現在の金利から逆算すれば、126万円以上貯金してはじめて「元が取れる」ということになるが、本書にはその10倍の「価値」をもたらすと保証できる。 ただし、きちんと読んで実行した上での話、であるが。 本書「年収200万円からの貯金生活宣言」の「真題」は、「いかにして貯金するか」ではない。「今、金につかわれてい
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