Linuxカーネルは、ブロックI/Oの処理効率を向上させるさせるための仕組みとして、I/Oスケジューラと呼ばれる機能を提供しています。I/OスケジューラはI/O要求の順序を入れ替えることにより、スループットを向上させたり、特定のI/O要求を優先して実行させたりします。 実際のブロックデバイスのセクタに対するアクセス(つまり読み書き)を、要求された順序ではなく、I/Oを最も効率よく行うためにその順序を並び替えるというアイデアは、初期のUNIXの実装から採用されていました。それは、セクタ番号順序に並び替えてI/Oを実行するという単純なものです。ディスク面上を移動するヘッドの動きがエレベータに似ているため、このアルゴリズムはエレベータアルゴリズムなどと呼ばれていました。 現在のLinuxカーネルでは、そのころのアルゴリズムより洗練されたスケジューリング方式を採用しており、目的に応じて4種類の
Linuxは私の使っている範囲ではファイルI/Oがパフォーマンスボトルネックになっていることが多い。で、チューニングの情報を集めてみるのだが、なかなか役立つ情報を入手できない。 決まって全般的なチューニングの進め方について述べ、次にボトルネックの調べ方について述べる。 最後にチューニングパラメータ設定手順のヒントだけを非常に簡単に挙げておわってしまう。いや、どこがボトルネックなのか最初に一発で分かればいいよ? でも全般的なチューニングの進め方でそうしたドキュメントが述べている通り、色々な可能性を繰り返しチューニングしながらつぶしていかなきゃいけないんだよね。 そのためには具体的なチューニングパラメータの設定手順がなきゃできないんだよね。それを教えろよ!それを! ということで、今回はLinuxファイルI/Oチューニングについて調べた。大きなファイルの書き込み(ex. cpコマンド)を行うと、
1. データ構造 1.1 bio ブロックI/Oはstruct bio構造体で管理される。ブロックI/O処理部は上位(Buffer,PageCache等)からどのようなI/Oを行うかをbioで受け取る。ブロックI/O処理部はbioをI/O Requestに変換してElevator(I/Oスケジューラ)に入れる。
最近はじめたネガフィルムのスキャンですが、フィルムスキャン専用のスキャナは持っていない。複合機と呼ばれるプリンターとスキャナが一体となった汎用品を使ってる。型落ち前に安く買ったので、すでに現行品ではないそうだが当時最も機能が多く綺麗にプリントされるといわれる Canon MP950 という複合機を買った。 そもそも家庭用のインクジェットプリンターに、写真の高品質プリントはあまり期待できません。家庭用のプリンターではキタムラのプリントには遠く及ばないし、また自宅でプリントするには時間もかかるし、カラーマッチングなどまともにやろうと思うと大切な時間があっという間になくなってしまう、さらにはプリントして鑑賞する習慣もないということで、とりあえず使えさえすれば特にこだわりはなかった。いかに最高機種と言っても、実売価格3万円以下のプリンターに多くを期待してはまずかろう。 プリントは、キタムラのネット
※速度表記が記載されている場合、特別な断りが無ければ規格値であり、実環境での速度ではありません。 ※各会社名・商品名などが記載されている場合は、一般に各社の商標または登録商標です。 ※価格が記載されている場合は、希望小売価格です。 ※記載されている仕様、価格、デザインなどは予告なく変更する場合があります。
デルが、USBポータブル地デジチューナをバンドルしたPCを発売した。国産PCメーカーが地デジ対応を打ち出すなか、外資系メーカーであるデルの対応がかなり遅れていたのは事実だ。だが、今回の製品投入により、国内コンシューマPC事業においてデルが抱える最大の課題を解決した格好になる。実は、この取り組みにおいては、デルにとって異例ともいえる施策が相次いでいたのだ。 10月11日、都内で行なわれたデルのPC周辺機器の記者発表の席上には、デル日本法人の上部組織であり、シンガポールに拠点を持つアジアパシフィック/ジャパン(APJ)の幹部社員が密かに参加していた。 この日発表されたのは、液晶ディスプレイ新製品の「SP2208WFP」および「E248WFP」、インクジェット複合機の「オールインワンプリンタ 948」、そして、地デジチューナの「MonsterTV HDU」の4製品。だが、このなかで、APJが注目
半導体製品であるCPUのパフォーマンスは指数関数的に向上して行くのに、機械部品であるディスクストレージのパフォーマンスはなかなか上がらない。また、ディスクストレージはシーケンシャルな読み書きは高速になっているが、ランダムな読み書き性能はほとんど向上しない。つまり、ディスクドライブはCPUから見ると、より低速でアクセスするのに遠いデバイスになりつつある。特にランダムアクセスではその傾向が強まっている。 さらに、クライアントWindowsは64-bit移行がMicrosoftの思惑より遅れたため、メインメモリ搭載量には実質的に3GBの制約が課せられている。そのため、今後、一般ユーザ向けのメインストリーム&バリューPCでは、メインメモリの量を増やし続けて、ディスクアクセスを減らすことが難しくなる。 一方、ディスク上のデータは、頻繁に読み書きされるホットな小部分と、連続的なアクセスが時たま行なわれ
●IntelがXDR DRAMを採用する可能性が PLAYSTATION 3(PS3)の重要な意義の1つは、高転送レートDRAMである「XDR DRAM」を現実化したことだ。3.2Gbpsから6.4Gbpsを狙うRambusのXDR DRAMは、現行で最高速のDRAM技術だ。しかし、Rambusの独自規格であるため、PS3という大型顧客が決まっていなければ、製品化までこぎつけられなかったかもしれない。 XDR DRAMベンダーは、当初、この高速メモリが、PS3だけでなく、デジタル家電など多くの分野で使われてゆくだろうというビジョンを示していた。しかし、現在のところ、XDR DRAMは、PS3以外では大口の採用事例がない(Cell B.E.サーバーやプロジェクタ程度)。事実上、PS3のためのメモリとなってしまっていた。 しかし、こうした状況も変わるかもしれない。IntelがXDR DRAMを
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