●広汎に適用されるNehalemのTurbo Boost Intelは、今年(2008年)11月半ばに投入する「Core i7(Nehalem:ネハーレン)」に多段階の「ターボモード」を実装する。CPUの動作周波数を、スペック以上に自動的にターボアップする“公式なクロックアップ”モードだ。「Intel Turbo Boost Technology」と名前がつけられていることがIDFで明かされた。 ターボモードの基本的な考え方は簡単だ。PCの冷却機構は、CPUのTDP(Thermal Design Power:熱設計消費電力)スペックに合わせて作られている。TDPは、CPUがメーカーの想定する負荷のワークロードで、スペック周波数で動作した場合に消費する電力に基づいている。そのため、マルチコアCPUで、CPUコアのいくつかがスリープ状態になると、実際の電力消費はTDPより低くなる。 そこで、タ
●L2キャッシュまでを含んだCPUコアブロック Intelは、4月2~3日にかけて中国上海で開催されている技術カンファレンス「Intel Developer Forum(IDF)」において、次期CPUマイクロアーキテクチャ「Nehalem(ネハーレン)」の概要を発表した。 Nehalemは一言で説明すると、現在のCore Microarchitecture(Core MA)の骨格に、新たにSMT(Simultaneous Multi-Threading)や3階層のキャッシュ、階層化したTranslation Lookaside Buffer (TLB)や分岐予測ユニットを始め、さまざまな機能を加えることでCPUコアのパフォーマンスアップを図ったCPUだ。加えて、高速インターコネクト「QuickPath Interconnect(QPI)」とDDR3 DRAMインターフェイスを実装し、システ
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