AMDは2009年のFUSION(フュージョン)世代に向けて2系統のCPUコアを開発していることを明確にした。 PC&サーバー向けコアが「Bulldozer(ブルドーザ)」コア、家電や携帯機器市場を主なターゲットにしたコアが「Bobcat(ボブキャット)」。それぞれ、異なるTDP(Thermal Design Power:熱設計消費電力)とパフォーマンスのレンジに最適化されたマイクロアーキテクチャとなる。具体的にはBulldozerコアが10~100WのTDPレンジ、Bobcatコアが1~10WのTDPレンジをカバーする。 AMDは、米サニーベールで7月26日に開催された「Analyst Day」で、FUSION世代のCPUコアや具体的な製品計画についても明らかにし始めた。 GPUコアを統合するFUSION型プロセッサの第1弾として、AMDはまず「Falcon(ファルコン)」ファミリを投入