高速道路4社は24日、シルバーウイーク期間(19〜23日)の渋滞状況を発表した。30キロ以上の渋滞は66回と事前予測(35回)の倍近くに増え、大幅値下げ後、初の大型連休となった今年のゴールデンウイーク(GW)の55回を上回った。高速値下げの影響が懸念された鉄道や空の便も好調だった。 最も渋滞した高速は、21日朝の東北道下り佐野サービスエリア付近(栃木)の60キロ。中央分離帯への接触事故があり、1車線が走行できなかった影響だった。これに、22日夕の東名高速上り大和トンネル付近(神奈川)の55キロ、21日昼前の関越道下り花園インター付近(埼玉)の53キロが続いた。 一方、10キロ以上の渋滞は353回で予測(424回)を下回った。高速道路各社は「10キロ以上の渋滞を予測していた場所で、追突などの事故が起きて渋滞がつながり、結果的に30キロ以上の渋滞が増えたため」としている。 全国の主な23