(セ・リーグ、ヤクルト7−5巨人、16回戦、巨人9勝7敗、11日、神宮)三回までに5点の援護をもらいながら、内海は今季最短の2回1/3でノックアウトされた。ふがいない投球に、原監督は「論じられないよ」とばっさり。柱となるべき左腕の乱調が響き、巨人は今季初の2カード連続負け越しを喫した。 一回に飯原に先制2ランを浴びた。打線に逆転してもらったものの、三回に4安打を集中され2失点。試合後は「意図した球が投げられていない」と話し、こわばった表情でクラブハウスへ消えた。 試合のなかった2位阪神とは1ゲーム差になった。5連敗中の相手を突き放せないもどかしい状況が続いている。7月以降、勝ち星のない内海について、指揮官は「調整させて休ませる余裕はない。違うポジションで頑張ってもらう」と、中継ぎへ降格させることを明言した。巨人・伊原ヘッドコーチ(内海に「これから話し合うが、先発は当分ないでしょう」試合結果