「撃ってきたので撃ち返した」邦人2人死傷、ガイドが銃撃認める タイ北部チェンライ郊外の山中で26日に日本人男性2人が撃たれ死傷した事件で、警察に身柄を拘束されたタイ人の地元ガイドが、2人を銃撃したと認める供述をしていることが27日、警察当局者への取材で分かった。 拘束されたのはアピチャート・インピサック容疑者(41)。2人を山中の村に1泊するトレッキングツアーに案内していた際に口論となり「日本人の1人が先に撃ってきたので撃ち返した。その人が倒れた後、もう1人が銃撃してきたので逃げた」と供述しており、警察が裏付け捜査を進めている。 日本人男性(43)は頭などを撃たれて死亡、もう1人の男性(59)も銃撃され入院している。警察は日本人2人についても不法滞在や銃の不法所持の疑いがあるとみて、負傷した男性の回復を待って事情を聴く方針。 現場に残された所持品などから白い粉が見つかり、警察は薬物