日本野球機構(NPB)は12日、昨オフにプロ野球で戦力外通告を受けた日本選手103人の進路調査結果を公表。このうち、60人(58%)が今もさまざまな形で12球団に在籍していることが分かった。 内訳は、他球団に移籍した選手が12人。球団職員やバッティング投手といったスタッフで残るケースが22人ともっとも多く、新たに育成契約を結んだ選手は17人。9人はコーチとなった。関連記事日本野球機構、募金は3500万円震災で見せた「Jの決断」 プロ野球は…記事本文の続き このほか国内の独立リーグや社会人、外国プロ野球への移籍者らを加えると、野球関係への在籍者は72人(70%)に上った。一方、一般企業や自営業への転身は18人(17%)にとどまった。 NPBのセカンドキャリア担当者は「戦力外となっても『やはり野球に関わりたい、野球から離れられない』という選手が多い」と話す。