タイヤに支配されてきた2013年シーズンだが、タイヤのバーストが連発したF1第8戦イギリスGPを受けて、ストライキを口にするドライバーが出てくる事態に陥っている。 性能劣化が激しすぎるとして批判もあった今年のピレリタイヤだが、イギリスGPではフリー走行で1台、決勝レース中に4台が同様のバーストを起こし、難を逃れたドライバーのタイヤにもゆるやかなパンクや明らかなダメージが見られた。 1週間後に行われる次のドイツGP(7月7日決勝)を前に、ドライバーのボイコットまで話題になっている。 「うん、確かにそれも話し合うことになるね」と序盤にバーストしてスピンしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)はレース後に話している。マッサは、2009年に前車から脱落した部品がヘルメットに直撃してひん死の重傷を負ったことがある。 今シーズン末でのF1引退を発表したばかりのマーク・ウェバー(レッドブル)も激怒して