住宅街で連日、クマが目撃されていた札幌市南区で14日朝、クマ1頭を、猟友会のメンバーが、猟銃で駆除しました。警察と市は、危険性がなくなったとして警戒態勢を解除しました。 警察や市によりますと、14日午前6時すぎ、13日にクマが目撃された高校からおよそ1キロほど離れた山林で、クマ1頭を猟友会のメンバーが見つけて発砲し、死んだことを確認しました。 駆除されたクマは体長1メートル40センチ、体重が128キロの推定8歳のメスで、市によりますと専門家が外見などから連日、住宅街に出没していたクマだと判断したということです。 警察と市は駆除されたことで、危険性がなくなったとして警戒態勢を解除しました。 今月7日にクマに畑のトウモロコシを食い荒らされる被害に遭った80代の男性は「駆除されて安心しました」などと話していました。