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ブックマーク / www.lepetitprince.net (1)

  • ポルノ王子さま

    パロディに使われるようになれば、その作品も市民権を得たと思って良い。しかし意外なことに、「星の王子さま」を正面切ってパロディ化したものは多くない。というより、この「ポルの王子さま」がただひとつの例と言ってよいのではなかろうか。 あまり上品とはいえない出来映えであるが、内容は「星の王子さま」の筋立てを見据えた上での茶化しに撤しており、の装丁も、岩波の愛蔵版を忠実にまねている。単独の作品としての価値はほとんどなく、パロディとしてのみ評価の対象となり得る。 この作品の特徴はふたつある。まず第一には、「ポルノ」と銘打つだけあって、男女の性愛をしつこく前面に押し出していることである。(もちろんこの作品中では「王子さま」も男として、「ねじれパン」のような立派な一物を使いまくる筋立てになっている。とはいえ、昨今のポルノグラフィーの様にベッドシーンの濃厚な描写があるわけではない)。開き直った偽悪的な

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