もう4年前になるだろうか。 メモリアルキルトジャパン(エイズでお亡くなりになられた遺品で作ったキルトを大切に保管し、全国各地で展示している団体)の年次総会のゲストスピーカーとしてお話をさせて頂いたことがあります。 メモリアルキルトジャパン(MQJ)のメンバーの皆さんはよく知っている方がいらっしゃいますが、私が一番緊張してエイズの話をしたのが、この年次総会ではなかったかと思います。 なぜ、傍若無人に見える私が緊張したかというと、参加者20人位の総会の会場に、私の目の前のテーブルに、薬害エイズ訴訟大阪原告団初代団長赤瀬さんのキルトも置かれていたからです。 メモリアルキルトは、「人」なんです。だから、キルトの移動には、今でも郵便や宅配便は使いません。大切に人が持って全国を移動しています。 また、ホワイトキルトを前に、エイズの活動では大先輩の皆さんを前に、どう話をしたらいいのかと戸惑ったことを覚え