↑クリックすると大きくなるよ。 藝大は1902年からの卒業制作自画像を全て買い上げて保管、その数4800点超。上記写真右の髭男爵は1910年卒業、四年後に死去。同期に藤田嗣治、池部鈞、岡本一平。 藝大生の自画像―四八〇〇点の卒業制作 作者: 河邑厚徳出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 78回この商品を含むブログ (11件) を見る一番面白かったエピソードは1916年卒業金沢生まれの伊東哲。五回入選していた有望画家だったが1927年第八回帝展に出品した『沈思の歌星』が売名行為と非難を浴び、表舞台から消え、台湾に渡りダム建設記録画制作。絵のモデル、柳原白蓮がその理由。詳しくはwikiでも見てもらうとして、大雑把に説明。伯爵の妾腹で、最初は子爵家、二度目は九州の炭鉱王と政略結婚。歌を始め、その美貌で人気歌人となり学生と恋に落ち朝